2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
教養特論:生物学史
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 矢島 道子
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (W9-326(W935)) / 金5-6 (W9-326(W935))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T213
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この授業では16世紀から現代に至る自然史や生物学や地質学の歴史を通して概観する。さらに、それぞれの時代で科学が社会の中でどんな位置にあったかも理解する。また、女性が科学の中でどんな位置にあったかということも考えていきたい。こうした試みをつうじて、科学の時間軸(歴史性)と空間軸(社会性)を形成していく。
到達目標
この授業では古代から現代に至る生物学や地質学の歴史を通して概観してゆくと古代から現代に至る科学の歴史をたどってゆくと、16、17世紀からだんだんと近代化され、現代化されていくのを理解する。特に生物の進化をどのように考えていたかについて力点を置く。さらに、それぞれの時代で科学が社会の中でどんな位置にあったかも理解する。また、女性が科学の中でどんな位置にあったかということも考えていきたい。こうした試みを通じて、科学の時間軸(歴史性)と空間軸(社会性)を形成し、科学の「いま」への理解を深めていく。
キーワード
生物学史、生物学、自然史、恐竜、ダーウィン、地質学、進化、16・17世紀、19世紀
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1回の授業に一つのテーマを扱う。毎回の授業には、視聴覚教材を導入し、それに基づいて講義し、最後の5分程度で授業の感想・質問をコメント・カードに書く。質問にはできるだけ回答する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション:アインシュタインの妻とかけて恐竜の復元ととく | 視聴覚教材の功罪を考える。 |
第2回 | 恐竜とはなにか | 生物の名前の付け方を知る。 |
第3回 | 恐竜の復元の歴史 | 古生物の復元が変化する意味を知る |
第4回 | 恐竜の絶滅 | 過去の復元の科学の困難性を知る |
第5回 | 科学革命について | 科学革命の概要を知る |
第6回 | 望遠鏡と顕微鏡 | 顕微鏡の歴史は望遠鏡の歴史に連関することを知る |
第7回 | ダーウィンの生涯 | ダーウィンをめぐる家計経済が重要だったことを知る |
第8回 | ダーウィンの業績 | ダーウィンがいつ生物の進化を確信したかを知る。 |
第9回 | あまり「進化する」とはいわないで | ダーウィンの考えた進化の概念の範囲を知る |
第10回 | ダーウィンは地質学者 | 19世紀の地質学の重要性を知る |
第11回 | 女性地質学者の嚆矢 | 女性の科学への登場の仕方を知る。 |
第12回 | マリー・キュリー | 19世紀のフランスのジェンダー事情を知る。 |
第13回 | DNA研究とロザリンド・フランクリン | 20世紀のイギリスのジェンダー事情を知る。 |
第14回 | 自然史の歴史/期末試験 | 自然史とは何かを知る。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
使用しない。
参考書、講義資料等
下記4冊は担当教員が執筆しているので、授業内容をよく補完する
メアリー・アニングの冒険-恐竜学をひらいた女化石屋 吉川惣司・矢島道子 朝日選書 2003
はじめての地学・天文学史 矢島道子ほか編 ベレ出版 2004
化石の記憶-古生物学の歴史をさかのぼる 矢島道子著 東京大学出版会 2008
地質学者ナウマン伝ーフォッサマグナに挑んだお雇い外国人 矢島道子 朝日選書 2019
講義資料は授業中に配布する。
成績評価の方法及び基準
中間レポート(50%) 学期末試験(50%)。オンライン授業の場合は学期末試験もレポートとなり、レポートは紙に印刷して、提出していただく。
関連する科目
- LAH.S433 : 文系エッセンス37:科学史
- LAH.T102 : 科学史A
- LAH.T202 : 科学史B
- LAH.T302 : 科学史C
履修の条件・注意事項
特になし