2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
教養特論:技術と美術の哲学
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- BEKTAS YAKUP
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W9-323(W932))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T111
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
技術はどんな怪物を創造するのか? フランケンシュタインからゴジラへ
技術はすべて善か? 技術は常により良い世界や生活の創造を助けるのか?人類の創意は、時々制御できず、怪物やdeinon(崇高)、最高のまたは最悪の物を創る。そして人類は、自身の創造物の奴隷となる。先見の明のある作家は、これらの問いに向けて、作品の中に恐ろしい怪物を創造し、技術革新や科学的試み、人類の巧妙さの予見しない結果を象徴させる。これらはまた、技術がどうやって、大災害、崩壊、破滅、恐怖、そして不安をもたらす、制御できない力になるかに警告を与える。
このコースでは、リバイアサン、フランケンシュタインの怪物、ジキルとハイド、そしてゴジラのような、大衆的な怪物を通して、技術と科学に対する文学的な批評と問いかけを学ぶ。どこで最初に現れたか、その後の大衆的な象徴やメタファーになる展開はどうかについて、原作や文献を調査する。象徴やメタファーは、DDTから原子力、GM食品からクローンといった、技術の潜在的な脅威を予告している。M.シェリーの『フランケンシュタイン』の人生に注視し、マーローの『フォースタス博士』とゲーテの『ファウスト』の知識と能力を観察し、R. L. スティーブンソンの『ジキル博士とハイド氏』の人格の転換をみて、H.G.ウェルズの邪悪な『モロー博士の島』に上陸し、最後に海の怪獣ゴジラ (1954) が船を沈め東京を攻撃するところをみる。また、さらに最近の作品、絶滅した恐竜が生き返る『ジュラッシク・パーク』について考える。
目的:
科学・技術の予期しない結果、および技術の不確実で潜在的な危険性について、批判的に考える。怪物に関する元の物語と、それらが技術の企てを象徴し、制御を超え、脅威となるような見解とメタファーへの展開に精通する. 科学と技術に、より興味をもつような学びと探索をする。学生は、それぞれ関心のある科学的・技術的な課題について怪物物語を書く
到達目標
技術と科学に疑問を投げかけ、意図しない結果、人間の制御から外れること、そして人間の生命と自然にとって脅威となる可能性のある技術を自由かつ効果的に批評することができる。
キーワード
科学技術、創造性、邪悪、怪物、知識、能力、不滅、制御、美徳、名声、社会的責任、恐れ、破壊、ファウスト的契約、フランケンシュタインの怪物、ジキル博士とハイド氏、ゴジラ、ジュラシック・パーク
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
主に講義。場合により、可能ならセミナー形式。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 怪物を通して、科学と技術について考える | なし |
第2回 | ファウストとファウスト的契約 | マーロウ、ドクター・ファウストス;ゲーテ、ファウストI |
第3回 | フランケンシュタインの怪物 Ⅰ | メアリーシェリー、フランケンシュタイン。 |
第4回 | フランケンシュタインの怪物 Ⅱ | メアリーシェリー、フランケンシュタイン。 |
第5回 | ジキル博士とハイド氏 | R.L.スティーヴンソン『ジキル博士とハイド氏の奇妙な事件』 |
第6回 | モロー博士 (そして, ジュラシック・パーク) | H.G.ウェルズ、モロー博士の島; マイケル・クライトン『ジュラシック・パーク』 |
第7回 | ゴジラ | ゴジラ (1854) |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
1- Mary Shelley, Frankenstein; or, The Modern Prometheus (1818; revised edition in 1831)
2- Robert Louis Stevenson, Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1886)
3-Cristopher Marlowe, The Tragical History of the Life and Death of Doctor Faustus (written between 1589 and 1592; 1620)
4- Johann Wolfgang von Goethe, Faust (Faust I in 1808, and Faust II in 1832)
5- H. G. Wells, The Island of Doctor Moreau (1896)
6- Michael Crichton, Jurassic Park (1990)
参考書、講義資料等
すべてのクラスのテキスト、書籍、視聴覚資料、デジタル資料のリストがあります。コース開始の1週間前に配布され、その後はすべてのクラスで配布されます。主な読書リストは次のとおりです:
1- Mary Shelley, Frankenstein; or, The Modern Prometheus (1818; revised edition in 1831)
2- Robert Louis Stevenson, Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1886)
3-Cristopher Marlowe, The Tragical History of the Life and Death of Doctor Faustus (written between 1589 and 1592; 1620)
4- Johann Wolfgang von Goethe, Faust (Faust I in 1808, and Faust II in 1832)
5- H. G. Wells, The Island of Doctor Moreau (1896)
6- Michael Crichton, Jurassic Park (1990)
(このコースでは、さまざまな視聴覚を使用します。視聴覚のリストは、コースの最初の週に配布されます。たとえば、ゴジラ(1854年のオリジナル映画、本多猪四郎監督)
成績評価の方法及び基準
採点は、出席、参加、パフォーマンス、およびライティング課題(短いエッセイ)に基づいています。出席, 参加とパフォーマンスに約80%、ライティング課題に約20%。
関連する科目
- LAH.T212 : 教養特論:科学とヒューマニズム
履修の条件・注意事項
特になし
オフィスアワー
各授業後1時間。他は事前予約のこと。