2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
意思決定論B
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 勢川 聡美 / 猪原 健弘
- 授業形態
- 講義 (ハイフレックス型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (W2-401(W241)) / 金5-6 (W2-401(W241))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T208
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
競争的意思決定状況を数理的に扱うための理論である非協力ゲーム理論の基礎と、そこから派生したさまざまな理論を、講義、ディスカッション、演習を通じて取り扱う。
非協力ゲーム理論の基礎的枠組みとしての「標準形ゲーム」、「展開形ゲーム」、「繰り返しゲーム」、そして、非協力ゲーム理論から派生した理論である「メタゲーム理論」、「コンフリクト解析」、「ハイパーゲーム理論」、「ソフトゲーム理論」についてのさまざまな概念の数理的な定義と分析方法を与えることで、各枠組みや理論の特徴を理解させることが本講義のねらいである。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 競争的意思決定状況を数理的に扱うための理論で使われる概念の定義を他者に伝えることができる。
2) 競争的意思決定状況を数理的に扱うための理論における分析方法を他者に伝えることができる。
3) 競争的意思決定状況を数理的に扱うための理論の特徴を他者に伝えることができる。
キーワード
標準形ゲーム、展開形ゲーム、繰り返しゲーム、そして、非協力ゲーム理論から派生した理論であるメタゲーム理論、コンフリクト解析、ハイパーゲーム理論、ソフトゲーム理論
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1つの理論につき2回または3回の授業を使う。
まず、基本概念の定義と分析⽅法についての講義が⾏われる。その後、受講⽣がグループで講義内容について検討し、演習に取り組む。そして、授業後に、個⼈の考察や他の受講⽣の考え、講義、演習を通じて学んだことを、受講⽣それぞれが「サマリー・レポート」に書いて提出する。また取り組んだ演習の解答を提出する。
Zoomも用意しますが、受講生のみなさんが講義室にいらっしゃることを想定して授業を進める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス、自己紹介 | 本講義で扱う話題を3つ以上述べよ。 新しい仲間を3人以上見つけよ。 |
第2回 | 標準形ゲームの枠組みと分析 | 標準形ゲームの定義と特徴を述べよ。 標準形ゲームの分析方法を説明せよ。 |
第3回 | 標準形ゲームの応用 | 標準形ゲームの応用例を説明せよ。 |
第4回 | 展開形ゲームの枠組み | 展開形ゲームの定義と特徴を述べよ。 |
第5回 | 展開形ゲームの分析 | 展開形ゲームの分析方法を説明せよ。 |
第6回 | 繰り返しゲームの枠組み | 繰り返しゲームの定義と特徴を述べよ。 |
第7回 | 繰り返しゲームの分析 | 繰り返しゲームの分析方法を説明せよ。 |
第8回 | メタゲーム理論 | メタゲーム理論の特徴を述べよ。 |
第9回 | メタゲーム理論における分析 | メタゲーム理論における分析方法を説明せよ。 |
第10回 | コンフリクト解析の枠組み | コンフリクト解析の特徴を述べよ。 |
第11回 | コンフリクト解析における分析 | コンフリクト解析における分析方法を説明せよ。 |
第12回 | ハイパーゲーム理論 | ハイパーゲーム理論の特徴を述べよ。 |
第13回 | ハイパーゲーム理論における分析 | ハイパーゲーム理論における分析方法を説明せよ。 |
第14回 | ソフトゲームの枠組みと分析 | ソフトゲーム理論の特徴を述べよ。 ソフトゲーム理論における分析方法を説明せよ。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
猪原健弘、「合理性と柔軟性-競争と社会の非合理戦略I」、勁草書房、2002年(1.1節、2章、3章、4章、5章)(ISBN-10: 4326502223、ISBN-13: 978-4326502226)
参考書、講義資料等
講義資料はT2SCHOLAか授業中の配布により与える。
本講義に関連する内容に触れたい場合には以下を参照:
-猪原健弘、「感情と認識-競争と社会の非合理戦略II」、勁草書房、2002年(ISBN-10: 4326502231、ISBN-13: 978-4326502233)
-猪原健弘(編著)、「合意形成学」、勁草書房、2011年、(ISBN-13: 978-4326301966)
-猪原健弘、「入門 GMCR」、勁草書房、2023年(ISBN-13: 978-4326504985)
成績評価の方法及び基準
成績評価は、毎回の授業の「サマリー・レポート」(学んだことの簡潔なまとめ)(合計50%)と演習問題への解答(合計50%)に基づいて⾏う。
期末試験は⾏わない。
⽋席理由に関わらず、⽋席した⽇の代替措置はない。
⽋席した⽇の授業内容については、教科書で確認すること。
関連する科目
- LAH.T108 : 意思決定論A
- LAH.T307 : 意思決定論C
- LAH.T107 : 社会モデリングA
- LAH.T209 : 社会モデリングB
- LAH.T308 : 社会モデリングC
履修の条件・注意事項
意思決定問題への興味があることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
猪原健弘(いのはらたけひろ)教授、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp
問合せをする際に、メールの件名には科⽬名「意思決定論B」、メールの本⽂には学籍番号と⽒名を⼊れてください。
オフィスアワー
電子メールでアポイントメントを取ること。
その他
当講義は理学の内容を含む。