2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
意思決定論A
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 勢川 聡美 / 猪原 健弘
- 授業形態
- 講義 (ハイフレックス型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W2-401(W241))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T108
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
意思決定論における重要な意思決定問題を取り上げ、その問題の複数の解決策、解決策の比較のための複数の評価軸、解決策を評価軸を用いて比較した結果やそこから得られる示唆を、講義とディスカッションを通じて検討する。
意思決定論が扱う意思決定問題の代表例と解決策、および、意思決定論の基本概念と基礎的な知見を理解・修得させると同時に、意思決定論への興味を喚起することが本講義のねらいである。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)重要な意思決定問題と、その解決策を述べることができる。
2)意思決定問題の解決策の比較のための評価軸と、比較の結果から得られる示唆を他者に伝えることができる。
3)意思決定論の基本概念と基礎的な知見を他者に伝えることができる。
キーワード
価値基準、選挙、分配、メカニズム・デザイン、会議、標準形ゲーム、展開形ゲーム、社会ネットワーク
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1回の授業で1つまたは2つの意思決定問題に取り組む。
その意思決定問題についての講義が行われる。その後、受講⽣がグループで講義内容について検討し、課題に取り組む。そして、授業後に、個⼈の考察や他の受講⽣の考え、講義、課題への取り組みを通じて学んだことを、受講⽣それぞれが「サマリー・レポート」に書いて提出する。また取り組んだ課題への解答を提出する。
Zoomも用意しますが、受講生のみなさんが講義室にいらっしゃることを想定して授業を進める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス、自己紹介、「荷車を待つ」と「のろのろ競争」 | 本講義で扱う話題を3つ以上述べよ。 新しい仲間を3人以上見つけよ。 「荷車を待つ」と「のろのろ競争」の問題と解決策を述べよ。 |
第2回 | 「水の分配」と「村長を選ぶ」 | 「水の分配」の問題と解決策を述べよ。 「村長を選ぶ」の問題と解決策を述べよ。 |
第3回 | 「荷車代を分ける」 | 「荷車代を分ける」の問題と解決策を述べよ。 |
第4回 | 「ゴミ捨て場の場所」 | 「ゴミ捨て場の場所」の問題と解決策を述べよ。 |
第5回 | 「囚人のジレンマ」と「チキン・ゲーム」 | 「囚人のジレンマ」と「チキン・ゲーム」の問題と解決策を述べよ。 |
第6回 | 「ムカデ・ゲーム」 | 「ムカデ・ゲーム」の問題と解決方法を述べよ。 |
第7回 | 「賢者の贈り物」 | 「賢者の贈り物」の問題と解決方法を述べよ。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし。
参考書、講義資料等
講義資料はT2SCHOLA等により与える。
より進んだ内容に触れたい場合には以下を参照:
-猪原健弘、「合理性と柔軟性-競争と社会の非合理戦略I」、勁草書房、2002年(ISBN-10: 4326502223、ISBN-13: 978-4326502226)
-猪原健弘、「感情と認識-競争と社会の非合理戦略II」、勁草書房、2002年(ISBN-10: 4326502231、ISBN-13: 978-4326502233)
-猪原健弘(編著)、「合意形成学」、勁草書房、2011年、(ISBN-13: 978-4326301966)
-猪原健弘、「入門 GMCR」、勁草書房、2023年(ISBN-13: 978-4326504985)
成績評価の方法及び基準
成績評価は、毎回の授業の「サマリー・レポート」(学んだことの簡潔なまとめ)(合計50%)と課題への解答(合計50%)に基づいて⾏う。
期末試験は⾏わない。
⽋席理由に関わらず、⽋席した⽇の代替措置はない。
⽋席した⽇の授業内容については、講義資料で確認すること。
関連する科目
- LAH.T208 : 意思決定論B
- LAH.T307 : 意思決定論C
- LAH.T107 : 社会モデリングA
- LAH.T209 : 社会モデリングB
- LAH.T308 : 社会モデリングC
履修の条件・注意事項
意思決定問題への興味があることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
猪原健弘(いのはらたけひろ)教授、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp
問合せをする際に、メールの件名には科⽬名「意思決定論A」、メールの本⽂には学籍番号と⽒名を⼊れてください。
オフィスアワー
電子メールでアポイントメントを取ること。
その他
当講義は理学の内容を含む。