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2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

国際関係論A

開講元
文系教養科目
担当教員
川名 晋史
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月5-6 (M-178(H1101))
クラス
-
科目コード
LAH.S104
単位数
100
開講時期
2024年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

なぜ、日本と米国は「同盟」関係にあるのか。なぜ、日本には米国の基地が存在するのか。そしてそれは、なぜ沖縄に集中しているのか。本講義は、戦後日米関係のレンズをとおして国際関係の様々なWhysを考察していく。また、それらを今日の国際情勢(時事問題)と関連付けることで、現代の国際政治と国内政治が抱える相克、日米の外交・安全保障政策の課題を浮かび上がらせる。                                                                         
本講義のねらいは、受講者が国際関係論やグローバル・イシューに関心をもち、それを主体的に学習するための問題意識を涵養することにある。

到達目標

本講義を履修することで次の能力を修得する。                                         
1)戦後日本の外交・安全保障上の主要な論点を時系列的に整理する。  
2)日米同盟に関する一連の考察を通じて、戦後一貫して存在する在日米軍基地の問題を理解する。           

キーワード

日米同盟、日米安保、在日米軍基地、国際政治と国内政治

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

受講者との双方向的なやり取りを重視する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 概説―日本の外交・安全保障 現代の日本が抱える外交・安全保障上の問題を国際関係の視点から理解する。
第2回 サンフランシスコ講和条約と旧日米安全保障条約 戦後の日本が依拠するサンフランシスコシステムと日米安保の特質を理解する。
第3回 安保改定交渉 安保改定は日本に何をもたらしたか。日米の交渉過程とその背景を理解する。
第4回 外交問題としての「沖縄」の浮上 日本の外交・安全保障政策にとって沖縄がもつ意味を歴史的に理解する。
第5回 ニクソン・ドクトリンと「関東計画」(オンデマンド) 在日米軍基地とは何か。本土における歴史的展開を理解し、沖縄を相対化する。
第6回 沖縄返還と「密約」(オンデマンド) 米国にとって日本とはなにか。基地政治のダイナミクスの中からそれを理解する。
第7回 冷戦の終結と同盟漂流―安保再定義とSACO(オンデマンド) 冷戦終結がもたらした日本の安全保障政策上の課題を理解する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし。毎回レジュメを共有する。

参考書、講義資料等

・川名晋史『在日米軍基地ー米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中公新書、2024年)

成績評価の方法及び基準

リアクションペーパー(20%)、期末レポート(80%)

関連する科目

  • LAH.S204 : 国際関係論B
  • LAH.S305 : 国際関係論C

履修の条件・注意事項

事前に身につけているべき知識はない。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

shinji.kawana[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。