2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース
文化・芸術分野方法論S1
- 開講元
- 社会・人間科学コース
- 担当教員
- 高尾 隆
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木5-6 (W9-706)
- クラス
- -
- 科目コード
- SHS.U461
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
質的研究の理論と具体について学びます。質的研究の背景となるさまざまな理論を概観し、質的アプローチをもちいた具体的研究について学びます。
ねらいは、質的研究の理論と具体を知り、質的方法についてプレゼンテーション、ディスカッションする力を身につけることです。
到達目標
質的研究の背景となるさまざまな理論を理解する
質的アプローチをもちいた具体的研究について知る
質的方法についてプレゼンテーション、ディスカッションする力を身につける
キーワード
質的研究,質的アプローチ,理論,プレゼンテーション,グループディスカッション
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
授業は対面のゼミナール形式でおこないます。
文献講読:各回、授業の前半は教科書の該当章について担当者が発表し、小グループでのディスカッションののち、全体で質問・コメントを共有し、解決できることについては解決していきます。
質的研究紹介:担当者が興味のある質的アプローチをもちいて研究された本を1冊読んできて、その本の内容を紹介したのち、全体でディスカッションします。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 文献講読第1章 技(わざ)としての質的研究:ポスト実証主義の諸系譜と研究スタイル | 質的研究の概要の理解 |
第2回 | 文献講読第2章 シンボリック相互作用論:自己と意味を求めて, 質的研究紹介(1) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第3回 | 文献講読第3章 解釈学:テクストの解釈 質的研究紹介(2) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第4回 | 文献講読第4章 ドラマツルギーとドラマティズム:劇場・舞台としての社会生活 質的研究紹介(3) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第5回 | 文献講読第5章 エスノメソドロジー:日常生活の成り立ち 質的研究紹介(4) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第6回 | 文献講読第6章 エスノグラフィー:ネイティブの文化的理解 質的研究紹介(5) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第7回 | 文献講読第7章 記号論と構造主義:社会的現実の文法 質的研究紹介(6) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第8回 | 文献講読第8章 史的唯物論:階級,闘争,そして支配 質的研究紹介(7) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第9回 | 文献講読第9章 批判理論:ヘゲモニー,知の生産,コミュニケーション行為 質的研究紹介(8) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第10回 | 文献講読第10章 フェミニズム:中心的社会原則としてのジェンダー 質的研究紹介(9) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第11回 | 文献講読第11章 構造化と実践の理論:権力という枠組のなかでの二元論を超えて 質的研究紹介(10) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第12回 | 文献講読第12章 ポストモダニズム:イメージおよび「真なるもの」との戯れ 質的研究紹介(11) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第13回 | 文献講読第13章 ポスト構造主義:言説,監視,脱構築 質的研究紹介(12) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
第14回 | 文献講読第14章 ポストコロニアリズム:帝国主義を読み解き,抵抗する 文献講読第15章 結論:伝統,即興,質のコントロール 質的研究紹介(13) | 文献の講読と質問・コメントの準備,発表準備 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
プラサド,プシュカラ(箕浦康子(訳))『質的研究のための理論入門―ポスト実証主義の諸系譜』ナカニシヤ出版,2018年
(Prasad, Pushkala. Crafting Qualitative Research: Working in the Postpositivist Traditions (1st edition). M. E. Sharpe, Inc., 2005)
参考書、講義資料等
適宜指示します。
成績評価の方法及び基準
文献講読の発表とディスカッション 50%
質的研究紹介の発表とディスカッション 50%
関連する科目
- SHS.U462 : 文化・芸術分野方法論F1
履修の条件・注意事項
特にありません。質的研究の初学者でも履修可能です。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
takao [at] ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
メールで問い合わせてください。
その他
文献講読の準備として、毎回教科書の該当箇所を読んできてください。(読んでこなかった場合は参加できません。)