2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース
文化・芸術分野特論S1B
- 開講元
- 社会・人間科学コース
- 担当教員
- 畑中 健二
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木3-4 (W9-327(W936))
- クラス
- -
- 科目コード
- SHS.U442
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この授業では、思想史上のトピックについて、テクスト読解と議論を通じて考察を行う。本年度は、主に近松門左衛門と本居宣長の著作を読みつつ、人間の「愚かさ」について検討する。宣長はなぜ「愚かなる」人情を肯定し、近松の描く愚かな男女の心中の物語が人気を博したのか。18世紀日本の「愚かさ」をめぐる言説と、その背景を歴史的・総合的に把握する。
到達目標
この授業では、以下を目指す。
1)18世紀日本における「愚かさ」への見方、その背景を把握する。
2)思想史研究で用いられる、テクスト読解と言説分析の手法の初歩を学ぶ。
キーワード
日本、思想史
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
スライドやビデオも活用する。また、講義内容に関連し、テーマを定めて少人数でのグループ・ディスカッションも課す。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション:「愚かさ」とは何か | |
第2回 | 講義(1):18世紀日本の社会と道徳 | 渡辺浩『日本政治思想史』2010。 |
第3回 | 講義(2):道徳と文学の間─『伊勢物語』『源氏物語』の読まれ方 | 日野龍夫『宣長と秋成』1984。 野口武彦『「源氏物語」を江戸から読む』1985。 |
第4回 | 講読(1):本居宣長を読む─なぜ「賢しら」は批判されねばならないか | 本居宣長『紫文要領』1763。 |
第5回 | ディスカッション(1) | 「愚かさ」に関する宣長の所論をめぐって |
第6回 | 講読(2):近松門左衛門を読む─なぜ恋人たちは心中を選ぶのか | 近松門左衛門『冥途の飛脚』1711。 |
第7回 | ディスカッション(2) | 近松作品の登場人物の「愚かさ」をめぐって |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし。必要に応じてハンドアウト配布。
参考書、講義資料等
参考文献は講義の中で随時紹介する。
成績評価の方法及び基準
授業におけるディスカッション:40%
プレゼンテーションとレポート:60%
関連する科目
- 文化・芸術分野特論S1A
履修の条件・注意事項
なし。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
hatter[at]ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
随時
その他
・受講者に応じて授業内容が変更される場合があります。