2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース
水資源保全論
- 開講元
- 地球環境共創コース
- 担当教員
- 木内 豪 / ZHAO GANG
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火7-8 (G5-104 (G512)) / 金7-8 (G5-104 (G512))
- クラス
- -
- 科目コード
- GEG.E412
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
世界各地の水資源利用は、自然の水循環と人間社会が深く関わり調和しながら発展してきたが、人間活動の肥大化に伴い様々な問題が生じている。本授業では水資源開発の歴史的な側面について理解した上で、水資源の開発と利用に深く関わる自然現象について学ぶとともに水資源の利用・制御技術や水資源利用に付随する様々な問題について、具体事例やグループワークを通じて学習する。
到達目標
本講義を履修することにより、自然の水循環現象と調和した水資源開発と水利用の在り方について理解し、水資源の保全に必要な知識を習得することができる。その過程においては、水資源の開発・保全と利用の歴史、現状および将来の課題について地域の気候条件や地理条件、社会的背景との関連も含めて理解するとともに、水資源の計画や管理の具体的手法についても学ぶことにより、幅広い知識を身に付けることができる。
キーワード
水資源、水利用、管理、保全、計画、施設、水循環、水環境、生態系
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本授業は講義とグループワーク・発表で進める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義の概要説明 | 講義全体にわたる概要と進め方を理解する。 |
第2回 | 世界と日本の水利用と水資源開発の歴史 | 日本や世界のさまざまな地域の水利用と水資源開発の実際を知る。 |
第3回 | 水資源の地域性:気候・土地条件との関わり | 水資源の地域性や、その要因および度合いについて理解する。 |
第4回 | 水資源の保全と利用における現状と諸課題 | 水資源の保全と利用における現状と諸課題について理解する。 |
第5回 | 各グループからの事例発表(1) | 担当地域における水資源の保全と利用における現状、課題について紹介する。 |
第6回 | 水資源管理において重要となる水循環現象の理論と実際(1) | 水資源を保全・利用する上で理解しなければならない自然の水循環現象について学ぶ。 |
第7回 | 水資源管理において重要となる水循環現象の理論と実際(2) | 水資源を保全・利用する上で理解しなければならない自然の水循環現象について学ぶ。 |
第8回 | 水文データを用いた現象の定量化と解析手法(1) | 水文データを用いた現象の定量化と解析手法を学ぶ。 |
第9回 | 水文データを用いた現象の定量化と解析手法(2) | 水文データを用いた現象の定量化と解析手法を学ぶ。 |
第10回 | 各グループからの事例発表(2) | 担当地域における水文データを用いた分析結果を紹介する。 |
第11回 | 水資源の計画と施設整備の実際 | 水資源の開発と利用について、基本的考え方や実態を理解する。 |
第12回 | 水資源管理における水質・生態系に関する課題と対応 | 水資源の質的側面の重要性と人間・環境・生態系に及ぼす影響について理解する。 |
第13回 | 水資源の保全と利用における諸課題と将来展望 | 水資源の保全・利用関する将来の課題と展望について考える。また、担当地域における将来にわたる持続的な水資源の管理と利用に関して議論する。 |
第14回 | 各グループからの事例発表(3) | 担当地域における水資源の今後の課題、持続的利用・開発の在り方についての検討成果を紹介する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,各回の授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
別途、担当教員より指定する。講義資料は必要に応じて配布する。
参考資料
Thomas V. Cech: Principles of Water Resources: History, Development, Management, and Policy, Wiley
Larry W. Mays: Water Resources Engineering, Wiley
成績評価の方法及び基準
授業内容全般に関する理解度を、課題問題(20%)、授業参加(20%)、グループ発表とその成果(20%×3回分=60%)で評価する。
関連する科目
- TSE.A314 : 水・物質循環システム概論
- CVE.B311 : 河川工学
- CVE.B401 : 水資源システム
履修の条件・注意事項
関連科目を履修していることが望ましい