2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース
資源環境技術のシステムと経済学概論
- 開講元
- 地球環境共創コース
- 担当教員
- 時松 宏治
- 授業形態
- 講義 (ライブ型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水3-4
- クラス
- -
- 科目コード
- GEG.S402
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
講義の概要は次の通り。人間社会の持続的な発展のためには、社会経済的側面から資源・環境の利用技術について評価することが求められる。本講義では、関連するシステム分析と経済学を中心として、その学術分野のエッセンスをコンパクトに紹介する。これにより卒業後の実務、あるいは、更なる専門性を磨く進路選択の基礎情報となる。具体的分野としては、エネルギー経済学、技術経済学、資源経済学、環境経済学、開発経済学、エネルギーシステム、ライフサイクルアセスメント、環境経営などを包含する。これら学問分野の有機的な関連、共通する分析手法などに注意を払った講義を行う。講義のねらいは、出身と卒業後進路が多様な受講者に対し、基礎知識の前提を必要とせずに概念を理解し、講義において学習した概念を卒業後に思い出して、業務遂行の知識やツールボックスの基礎を与えることにある。資源と環境の社会経済分野に関する講義を履修したことがない学生向けとなる。履修経験者には本講義内容は基礎的に過ぎるが、幅広く習得したい学生には向く。各分野の専門的高度な内容を受講したい学生には向かず、別講義の受講を勧める。
到達目標
本講義を履修することによって、次の能力を修得する。
1)広範囲な資源環境各分野の経済学とシステム工学において、広く扱われる概念を理解し、説明することができる。
2)自国における資源環境の各問題の課題設定と、講義で扱う概念への適用を行うことができる。
キーワード
経済成長、エネルギー経済学、システム数理工学、資源環境経済学、環境評価、ライフサイクルアセスメント、持続可能な発展
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義の最初に、前回講義への宿題(講義内容の要約と疑問点の記述)提出で出てきた疑問点や質問に対する回答を行い、簡単な復習をした上で、その日の授業を行います。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 全授業内容の概要、ねらい、進め方、成績評価などの説明 | 資源環境の諸分野の関連を理解 |
第2回 | 経済成長論(古典派、新古典派、最適成長、内生的成長) | 経済成長のデータと数式表現を理解 |
第3回 | 生産関数の形状と生産要素の代替 | 経済活動(生産)を説明する要素を理解 |
第4回 | エネルギー経済学、技術経済学、地球温暖化の経済学、エネルギーシステム工学 | 資源環境の諸分野への生産関数の適用 |
第5回 | 鉱物資源経済学、マテリアルフロー分析、廃棄物経済学 | 資源の上流、消費、下流の諸問題を理解 |
第6回 | ライフサイクルアセスメント、環境会計、環境経営 | 資源利用と環境影響の評価と企業活動への反映を理解 |
第7回 | 環境経済学(環境評価、費用便益分析)、天然資源経済学と持続可能な発展 | 市場で取引されない環境の経済評価方法と、それを利用した費用便益を理解 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定無し
参考書、講義資料等
2,3回分まとめて講義資料を配布。参考図書は「資源環境経済学のフロンティア」(日本評論社、2009年)
成績評価の方法及び基準
毎回の宿題(10点×7回)、最終レポート30点
関連する科目
- ENR.A408 : エネルギーシステム経済論
- GEG.I402 : 開発経済学と適正技術
- GEG.S501 : 経済発展と環境対策の歴史と現在の課題
- GEG.S401 : 環境政策論
- TSE.C312 : 社会環境政策概論
履修の条件・注意事項
なし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
tokimatsu.k.ac[at]m.titech.ac.jp、045-924-5533(常時携帯へ転送、転送時は機械音鳴るが呼び出し続けること。通話可能時に着信)
オフィスアワー
定まった曜日時間帯はないので、メール連絡すること。