2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 原子核工学コース
核不拡散・核燃料デブリバックエンド化学実験B
- 開講元
- 原子核工学コース
- 担当教員
- 塚原 剛彦 / 鷹尾 康一朗 / 中瀬 正彦
- 授業形態
- 実験等 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木5-8 (北2号館571およびZC研実験室, North 2-571, ZC Lab.)
- クラス
- -
- 科目コード
- NCL.D406
- 単位数
- 001
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
原子力施設の過酷事故等により発生すると想定される核燃料デブリや放射性廃棄物の処理・処分など、原子力バックエンドにおいて必須な化学分析について、実験を通して学ぶことを目的とする。実際に、様々な化学形態の核燃料・放射性同位元素を用い、溶媒抽出法による分離、吸着剤を用いた除染、ウラン等の精製・転換などの実験を行って、化学分析技術を取得すると共に、放射性物質の固体物性や溶液特性及びそれらが関与する化学反応といった基本原理について理解する。本講義では、「抽出分離」「精製転換」「除染・資源回収」の3コースを実施する。
到達目標
授業到達目標として、以下を挙げる。
①放射性同位元素及び核燃料物質の化学分析操作に関する技術と知見を修得する。
②放射性物質の固体物性や溶液特性及びそれらが関与する化学反応といった基本原理について説明ができる。
③「第一種放射線取扱主任者免状」国家試験を受験する上で必要な基礎知識を習得する。
キーワード
核燃料サイクル、廃棄物処理処分、核燃料デブリ、シビアアクシデント
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
実験中に示した内容の理解を深めるため、演習あるいはレポートを実施する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 放射線業務従事のための基礎 | 管理区域内入退室の基本、放射性同位元素及び核燃料物質の取扱の基本について学ぶ。 |
第2回 | 放射性同位元素及び核燃料物質の化学分析に関する基礎 | 放射性同位元素及び核燃料物質の化学分析に関する実験準備、スミア測定を行う。 |
第3回 | 放射性同位元素及び核燃料物質の固液分離 | 放射性同位元素及び核燃料物質の固液分離試験及び解析を行う。 |
第4回 | 放射性同位元素及び核燃料物質の溶媒抽出実験 | 放射性同位元素及び核燃料物質の溶媒抽出実験を行う。 |
第5回 | 放射性同位元素及び核燃料物質の抽出効率の解析、評価 | 分光測定等による抽出効率の解析、評価を行う。 |
第6回 | ウラン等の酸化物調整及び溶解試験 | ウラン等の酸化物調整及び溶解試験を行う。 |
第7回 | ウラン等の酸化物の解析、評価 | X線回折装置等によるウラン酸化物等の解析、評価を行う。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。
教科書
使用しない
参考書、講義資料等
各実験において配布する。
成績評価の方法及び基準
レポート
関連する科目
- NCL.C401 : 核燃料サイクル工学
- CAP.E362 : 原子力化学工学
- CAP.E361 : 放射化学
- NCL.C402 : 放射性廃棄物処分工学
履修の条件・注意事項
本実験を選択する学生は「燃料サイクル工学」を受講しておくことが望ましい。また、放射線作業のための教育訓練を受け、放射線作業従事者登録を行うこと。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
ptsuka[at]lane.iir.titech.ac.jp / 3067
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