2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 都市・環境学コース
実証分析手法:理論と実装
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 小谷 仁務
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金5-6 (W9-201(W921))
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.P501
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
都市・環境学では観察やアンケート調査等で入手したデータの分析が求められる。本講義では、分析手法の中でも実証分析手法をとりあげ、因果推論を中心に理論と実装を説明する。学生は講義の理解を深めるため、自身に関心のあるテーマについて実証分析結果を発表し、その結果について議論する。
到達目標
本講義の到達目標は次の通りである:
・因果推論の理論を理解する
・これらの実装をできる (自身の研究において適切な手法を選択し、実行できる)
キーワード
実証分析、統計、因果推論
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義を中心とする。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 導入、セレクションバイアス、RCT | セレクションバイアスやRCT(Randomized Controlled Trial)について理解する。 |
第2回 | 因果推論:回帰分析 | 介入効果を測るための回帰分析について理解する。 |
第3回 | 因果推論:傾向スコア分析 | 傾向スコアを用いた分析について理解する。 |
第4回 | 因果推論:DID | DID (Difference-in-Difference)について理解する。 |
第5回 | Rプログラミング | Rを用いて実装する。 |
第6回 | グループワーク・発表1 | グループ毎に因果推論を用いた実証論文を紹介し議論する。 |
第7回 | グループワーク・発表2 | グループ毎に関心あるテーマの分析結果を発表し議論する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
星野崇宏. (2009). 調査観察データの統計科学-因果推論 選択バイァス データ融合. 確率と情報の科学. 岩波書店.
Angrist, J. D., & Pischke, J. S. (2009). Mostly harmless econometrics: An empiricist's companion. Princeton University Press.(大森義明, 小原美紀, 田中隆一, 野口晴子訳. 「ほとんど無害」 な計量経済学: 応用経済学のための実証分析ガイド. NTT出版.)
安井翔太. (2020). 効果検証入門: 正しい比較のための因果推論 計量経済学の基礎. 技術評論社.
その他、授業中に随時紹介する。
成績評価の方法及び基準
グループワーク(70%)、毎回のフィードバック(30%)
関連する科目
- UDE.D417 : 社会科学方法論基礎
履修の条件・注意事項
学部レベルの基礎的統計知識