2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 都市・環境学コース
熱環境工学基礎
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 淺輪 貴史
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月7-8 (G5-104 (G512))
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.E404
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
我が国の都市部では、ヒートアイランド現象に代表される熱環境の問題が近年顕在化してきており、都市環境問題の縮図とも言われています。このような熱環境の実態や形成機構を理解することが、適切な対策を検討し、快適な都市環境を創出するうえでは不可欠です。
そこで本講義では、都市環境問題とは何かについて解説したうえで、ヒートアイランド現象とその形成機構、地表面の熱収支、放射伝熱の基礎、熱環境のリモートセンシング(基礎、応用)、熱環境と快適性および人間活動との関係について講述します。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 都市熱環境を形成する要因である地表面の熱収支の原理を理解する。
2) リモートセンシング等の観測技術により,都市熱環境の実態をモニタリングする手法を習得する。
3) 都市空間における快適環境創出について受講生自身が考えることができるうよう,熱環境と快適性との関係について理解できる。
キーワード
都市環境、熱環境、ヒートアイランド、熱収支、リモートセンシング、熱的快適性、人工排熱
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
担当教員が持参する講義資料をもとに講義を進めます。4回目の講義の後半で、演習問題に取り組んでもらいます。また、全講義の最後に、レポートを課しますので、所定の期日までにレポートを提出してもらいます。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 序論 | 地球の地表、大気の熱収支について理解する |
第2回 | ヒートアイランド現象とその形成機構 | ヒートアイランド現象の実態と形成機構について説明する |
第3回 | 地表面の熱収支 | 地表面の熱収支について、数式を用いて説明する |
第4回 | 放射伝熱の基礎 | 放射伝熱について、数式を用いて説明する 前半の講義内容に対しての演習問題 |
第5回 | 熱環境のリモートセンシング | 都市域を対象としたリモートセンシングの種類と原理を理解する |
第6回 | 熱環境と快適性 | 熱環境と快適性の関係について理解する |
第7回 | 人間活動と熱環境 -人工排熱に焦点を当てて- | 人間活動と熱環境との関係について、建物エネルギー消費と人工排熱の観点から理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
特になし。
資料は配布する。
成績評価の方法及び基準
ヒートアイランド現象の形成機構、地表面の熱収支、放射伝熱の基礎、熱環境のリモートセンシングの原理と応用、快適性への影響、人間活動による影響について理解度を評価する。授業への参加と貢献(40%)、演習(20%)とレポート(40%)で成績を評価する。
関連する科目
- UDE.E505 : 熱環境工学応用
- ARC.E425 : 熱環境の評価と設計
履修の条件・注意事項
特になし