2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 建築学コース
空間計画学特論第二
- 開講元
- 建築学コース
- 担当教員
- 大佛 俊泰 / 岸本 まき
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月1-4 (緑が丘6号館多目的室1)
- クラス
- -
- 科目コード
- ARC.P442
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
巨大なデータベースとして整備されつつある時空間データの作成・保存・管理・表示・分析方法の基礎理論について概観し,将来の応用可能性について展望する。具体的には,まず,データ構造の理論と操作方法を整理したうえで,簡単なアルゴリズムについて概観する。特に,時空間データ処理に特有の問題や課題についての理解を深める。また,効率的なデータ保存の形式やアルゴリズムについて修得する。さらに,時空間データの分析事例をとおして,具体的な活用方法・応用方法についての理解を深める。最後に,時空間データを用いて自ら簡単な分析を試み,その内容についてレポートを作成すると同時にプレゼンテイションとディスカッションを行う。
到達目標
【到達目標】コンピュータ技術の進展を背景に,国土・都市・地域・人間の活動に関する情報が巨大な時空間データベースとして整備されつつある。こうした時空間データの作成・保存・操作・管理・表示・分析・活用の基本的な方法について修得する。また,実際の時空間データを用いて分析を試みることで,時空間データに備わる可能性や課題について理解を深める。
【テーマ】①時空間データの必要性と重要性に関する論述。②時空間データの処理方法と操作方法に関する論述。③時空間データの活用方法と応用事例に関する論述。④時空間データの可能性と課題に関する討論。
キーワード
空間データ、地理情報システム、ラスターデータ、ベクターデータ、アルゴリズム、データストレージ、デジタル標高モデル、不規則三角形網モデル、データエラー
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
まず,空間データに関する基礎技術について論述し,次に,空間データを用いた都市分析の事例について解説します。最後に,受講生が自らが,実際に空間データを分析し,その結果についてのプレゼンテーションを行います。回の授業で出席を取ります。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ラスター型データの理論 ・data model ・creating raster ・map layer ・recoding ・overlay ・filtering ・buffering | ラスター型データの理論を理解する |
第2回 | ベクター型データの理論 ・data structure ・topological overlay ・sliver polygon ・topology ・chain code ・comparison of raster and vector ・coordinate accuracy ・speed of computing | ベクター型データの理論を理解する |
第3回 | データ操作の単純なアルゴリズム ・intersection of lines ・area of polygon ・point in polygon algorithm ・polygon overlay | データ操作の単純なアルゴリズムを理解する |
第4回 | データの保存 ・run length code ・scan order | データ保存における課題を理解する |
第5回 | データ保存のアルゴリズム ・hierarchical data structure (Quadtree, R-tree) and algorithm | データ保存のアルゴリズムを理解する |
第6回 | 数値標高モデルと不規則三角形網 ・Digital Elevation Model ・Triangulated Irregular Network model ・spatial interpolation ・drainage networks | 数値標高モデルと不規則三角形網を理解する |
第7回 | データの誤差 ・digitizing error ・topological error ・classification error | データの誤差を理解する |
第8回 | 地理情報システムとその応用 | 地理情報システムとその応用を理解する |
第9回 | 空間相関分析法とその応用 | 空間相関分析法とその応用を理解する |
第10回 | 土地利用モデルとその応用 | 土地利用モデルとその応用を理解する |
第11回 | 地域施設の利用圏モデルとその応用 | 地域施設の利用圏モデルとその応用を理解する |
第12回 | 時空間データの視覚化モデルとその応用 | 時空間データの視覚化モデルとその応用を理解する |
第13回 | レポート課題の提出 | レポート課題の提出 |
第14回 | プレゼンテイション(前半の学生)学生が自ら収集した時空間データを自らが選択した方法で分析しその結果を発表する。 | 学生が自ら収集した時空間データを自らが分析しその結果を発表する。 |
第15回 | プレゼンテイション(後半の学生)学生が自ら収集した時空間データを自らが選択した方法で分析しその結果を発表する。 | 学生が自ら収集した時空間データを自らが分析しその結果を発表する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定なし
参考書、講義資料等
講義資料は講義中に配布する。
成績評価の方法及び基準
授業で講述した内容を正しく理解し、時空間データに関する調査・分析・考察をとおして、優れた内容のレポートを作成できているかどうかに基づき評価する。さらに,レポートの内容について優れたプレゼンテーションを行い,豊かなディスカッションが行えるかどうかに基づき評価する。
関連する科目
- UDE.E402 : 都市・環境のGISとデジタル画像処理
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない