2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系
開発経済学入門
- 開講元
- 融合理工学系
- 担当教員
- 坂本 芳恵 / 阿部 直也
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (石川台4号館B03-B04-B05) / 金3-4 (石川台4号館B03-B04-B05)
- クラス
- -
- 科目コード
- TSE.C302
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は、現代の国際社会に至る社会・経済・環境に関わる諸課題を理解するための開発経済学の基礎を学びます。
本講義のねらいは、本講義を履修する学生各自が望ましい社会のあり方に対する問いを立てられるようになることです。そのために、”開発(development)”の概念、貧困や不平等の概念、消費者基礎理論、人口増加と経済開発、経済成長基礎理論、都市化や人口移動現象の背景と影響、人的資本の意義、環境と開発の関係、国家と市場、国際貿易などを通じて、様々な相互依存関係に基づき成立している現代のグルーバル化した社会や経済の動きに対する理解を深めてもらいます。
到達目標
本科目を履修することによって次の能力を修得する。
1)各種メディアやインターネット上で報道され、議論となる現代社会の様々な経済問題について、その基礎的背景を説明できるようになる。
2)国際的課題やグローバル化された社会の問題について討論できるようになる。
3)自らの学びの意義や社会のあり方について、問いを立てることができるようになる。
キーワード
開発経済学、持続可能な開発、持続可能な開発目標(SDGs)
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義を中心に進め、講義中の討論を積極的に行う。また、講義課題に対する理解を深めるため、身近な日常生活の中で毎週の講義に関連する”何か”を見つけ、その写真を撮り、その被写体と講義内容との関係を、講義内容を踏まえて論じるレポートの提出を求める(Weekly Visual Report)。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義概要(イントロダクション) + ”開発”の意味を問う | "開発"の意味や意義を問うことができるようになる。 |
第2回 | 開発途上国の概要とその状況の計測方法 | 基礎的な経済指標(例:GDP)や指数(例:人間開発指数、HDI)について説明できるようになる |
第3回 | 古典的経済成長理論 | 古典的な経済成長モデルの考え方を説明できるようになる |
第4回 | 貧困、不平等、開発 | 貧困や不平等の定義や意味を開発の文脈において説明できるようになる。 |
第5回 | ミクロ経済学の基礎 (消費者理論) | ミクロ経済学のうち消費者理論の概要を説明できるようになる。 |
第6回 | 人口増加と経済開発 | 人口増大と経済開発の関係を説明できるようになる。 |
第7回 | 都市化:農村から都市への人口移動 | グローバル現象となっている都市化の背景や農村から都市への人口移動について説明できるようになる |
第8回 | 人的資本:経済開発における教育と健康 | 経済開発のための教育と健康の役割を説明できるようになる |
第9回 | 農業と農村開発 | 農業の変遷と農村の開発の関係を説明できるようになる |
第10回 | 環境と開発 | 環境と開発の関係を説明できるようになる |
第11回 | 国家と市場の役割 | 国家と市場の役割、市場の失敗、NGOの役割を説明できるようになる |
第12回 | 国際貿易 | 国際貿易の基礎理論を説明できるようになる |
第13回 | 時事問題にみる国際開発の課題(新型コロナウィルスと経済開発 | 新型コロナウィルスが経済開発、特に開発途上国に与えている影響を説明できるようになる |
第14回 | 技術開発と経済開発 | 技術開発と経済開発の関係を論じることができるようになる |
第15回 | 本科目のまとめ | 本科目の目的やこれまでの履修内容を説明できるようになる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
Todaro & Smith (2011) Development Economics, Addison Wesley
(より新しい版も入手可能)
参考書、講義資料等
速水佑次郎(2000)、開発経済学、創文社
World Development Reports, the World Bank
Human Development Reports, UNDP
成績評価の方法及び基準
週間ビジュアルレポート(70%)
最終レポート(30%)
関連する科目
- TSE.C301 : 国際開発共創概論
履修の条件・注意事項
特になし
その他
講義計画は進捗に応じて調整・変更する場合がある