2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系
融合デザインプロジェクト
- 開講元
- 融合理工学系
- 担当教員
- 野原 佳代子 / 阿部 直也 / ZHU XINRU / SALANI GIORGIO / ZARDAI Istvan Zoltan
- 授業形態
- 講義/実験等 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-8 (W2-402(W242))
- クラス
- -
- 科目コード
- TSE.C203
- 単位数
- 0.500.5
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
融合理工学系で学ぶ多様な学問的知識は、どれも「世界」を深く理解し真理を見つけ新しい道を切り拓くためのものです。この授業では、それらを 統合して、社会課題を多面的・複合的にとらえるための研究方法とプロセスを学びます。たとえばAI社会の実現の道程には、テクノロジーはもちろん心理、人間関係、働き方、コミュニケーションなどに変化が起こり倫理的、法的問いも生まれます。単一のナラティブ(視点ごとに異なる解釈)に とらわれず、複数のナラティブに読み換える理論モデルと方法を学ぶと ともに、プロジェクトを通し融合デザインを体験することで、融合理工 エンジニアに必要な読み換え力・統合力・表現力を身につけます。
到達目標
多様な視点から対象をとらえつつ、社会変革を実現する研究活動をデザインするスキルを身につけます。地球規模の環境問題、地域・文化ごとに異なる価値観の多様性などによる条件や制約をにらみながら、気づきや必要に応じてプロジェクトに調整をかけながら実行していく柔軟性も培います。具体的なプロジェクトと、それぞれの課題解決プロセスにおいてどのように知見を有機的に組み合わせることが可能かを多角的に学ぶとともに、議論やエクササイズ、ゲームを通して、自分の研究や思考に具体的に「融合」をスキルとして活用していけるようになることが目標です。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
前半はオムニバス形式で複数の担当者が講義を行うが、そのうち1名(サラニ先生)はエンジニアリングコンサルタントの豊かな実務経験を持つ。融合デザインが求められる現場での局面と、そこで活かされる多面的知識とスキルについて、学術的的な立場から指導する。
キーワード
融合プロセス、社会課題、ナラティブ、異分野融合
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
異なる視点を取り入れて考えるための理論や研究スキルを教える講義とエクササイズ、またグループワークによるプロジェクトで構成する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション:融合デザイン ・分断を乗り越える ・多様なナラティブを持つ ケーススタディ①: コロナ禍下での価値再発見ー安全、音楽とコミュニケーション 野原 佳代子 | ものごとの読み換え方 |
第2回 | ケーススタディ②:AIと倫理ー決定するのは誰か István Zárdai先生 | 合理的体系化 |
第3回 | ケーススタディ③:クライアントに価値を届ける:公共スペースのデザイニング Giorgio Salani先生 | 量的・質的アプローチの機能 |
第4回 | ケーススタディ④:Typography and Accessibility 朱 心茹先生 | 組版とアクセシビリティ |
第5回 | ケーススタディ⑤:AI、人と規範 István Zárdai先生 | 反照的均衡 他 |
第6回 | 融合スキル復習と融合プロジェクト実践:視点と手法を組み合わせる | プレゼン準備 |
第7回 | 融合プロジェクト発表と議論 | - |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
配布資料や参考文献を参照
教科書
-
参考書、講義資料等
Kayoko Nohara (2004) Translation Studies in Discussions 『ディスカッションで学ぶ翻訳学』, Sanseido 三省堂 他
成績評価の方法及び基準
グループでの議論や制作における貢献、最終アウトプットの創造性と独自性
関連する科目
- TSE.C201 : 融合理工学基礎
履修の条件・注意事項
講義を理解しグループで議論する英語力があること。