2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系
コンクリート構造
- 開講元
- 土木・環境工学系
- 担当教員
- 千々和 伸浩
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (W5-107) / 木3-4 (W5-107)
- クラス
- -
- 科目コード
- CVE.E301
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では,コンクリート橋など,土木構造物の中のコンクリート構造物を対象にして,その構成部材の曲げ挙動の基礎を習得する。また,脆性破壊防止の観点から,せん断破壊の基礎についても理解する。
具体的には,(1)鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ耐力,(2)鉄筋コンクリート部材の曲げならびに曲げ・軸力作用時の耐力,(3)鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅,(4)鉄筋コンクリート部材のせん断耐力,について,それぞれ算定できることを目標とする。
これらの内容は,コンクリート構造における基礎的な内容であるが,実務的にも必須の内容であって,各自が完全に理解して習得することを期待している。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1.鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ耐力を算定できる。
2.鉄筋コンクリート部材の曲げならびに曲げ・軸力作用時の耐力を算定できる。
3.鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅の計算手法を理解し,曲げひび割れ幅を算定できる。
4.鉄筋コンクリート部材のせん断耐力を算定できる。
キーワード
鉄筋コンクリート,曲げひび割れ,曲げ破壊,曲げと軸力,せん断破壊
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義内容が習得できたことを確認するため,随時演習を行う。「曲げ」の講義が終了した段階で,その範囲で中間試験を行い,講義内容の習得の程度を確認する。期末試験は全範囲からの出題とする。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | コンクリート構造を支配する力学の基本3条件、コンクリート構造の応用としての世界のPC橋の紹介 | |
第2回 | 鉄筋コンクリートはり部材のひび割れ発生から鉄筋の降伏 | |
第3回 | 鉄筋コンクリートはり部材の鉄筋降伏と終局破壊 | |
第4回 | 鉄筋コンクリートはり部材の曲げ耐力評価 | 演習1.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れと破壊に関する演習. |
第5回 | 軸力と曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の性能、相互作用図 | |
第6回 | 軸力と曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の性能評価 | 演習2.曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の破壊に関する演習. |
第7回 | 曲げを受ける鉄筋コンクリート部材に関する基本的知識の確認 | 中間テスト. |
第8回 | 鉄筋コンクリート部材の圧縮破壊とP-Δ効果 | |
第9回 | 鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅と耐久性 | |
第10回 | 鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅評価 | 演習3. 鉄筋コンクリート部材の曲げひび割れ幅の算定に関する演習. |
第11回 | せん断力を受ける鉄筋コンクリートはりの挙動 | |
第12回 | せん断力を受ける鉄筋コンクリートはりの挙動評価 | 演習4. せん断耐荷力の評価に関する演習. |
第13回 | 鉄筋コンクリートはりの載荷試験 | |
第14回 | 要求性能にあわせた鉄筋コンクリートはりの設計 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」ごと授業内容に関する予習と復習をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
講義で使用するPPTのコピーを配布する。
参考書、講義資料等
二羽淳一郎:『コンクリート構造の基礎』(改訂第2版),数理工学社,ISBN: 978-4-86481-052-4.
成績評価の方法及び基準
出席(10%), 中間テスト(40%),および期末テスト(50%)の総合評価とする。60点以上を合格とする。
関連する科目
- CVE.A202 : 構造力学第一
- CVE.E201 : コンクリート工学
- CVE.N231 : コンクリート・地盤工学実験第一
- CVE.N331 : コンクリート・地盤工学実験第二
履修の条件・注意事項
構造力学第一とコンクリート工学を習得しておくことが望ましい。
その他
7回目に中間試験,15回目に期末試験を実施する。
関数電卓を用いるので準備すること(PCやスマートフォン等は不可)。