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2024年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系

ランドスケープ

開講元
建築学系
担当教員
土肥 真人
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火5-6 (W5-106) / 金5-6 (W5-106)
クラス
-
科目コード
ARC.P302
単位数
200
開講時期
2024年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

概要:ランドスケープ・アーキテクチャの空間,歴史,思想,方法などの初歩について講義する。ランドスケープの対象とする外部空間である、庭・公園・河川・道路・緑地・広場・海岸などの物理的・形態的性質を、意味、制度、機能、デザイン、エコロジーなど社会的・理念的性質から読み取る方法を講義する。
ねらい:人間と外部空間の複雑で深遠な関係とそれへの制度的,技術的,芸術的な介入の歴史的展開、手法を理解し、表現できるようになる。

到達目標

 本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)ランドスケープの社会的役割と、その歴史的展開を理解し表現できるようになる。
2)ランドスケープの表す世界観を支える諸技術を理解し表現できるようになる。
3)これからの時代におけるランドスケープの重要性と可能性を理解し表現できるようになる。

キーワード

ランドスケープ、都市、庭園、公園、広場

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の進め方:トピックに関する講義を1時間程度行い、30分程度具体的事例をスライドで紹介する。
15回の進め方:前半はランドスケープの歴史的展開、後半はランドスケープをめぐる現代的課題について論ずる。
講義形式の特徴:スライドを中心にビジュアル素材を多用する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 オリエンテーション ランドスケープの学問的位置づけを理解する。
第2回 ランドスケープとは:人間と自然の関係の空間的表現 ランドスケープの理論的位置づけを理解し、表現できるようになる。
第3回 日本庭園史 1 古代から中世へ 日本庭園の黎明期から完成期の特徴や世界観にを理解し、表現できるようになる。
第4回 日本庭園史 2 中世から近世、近代 日本庭園の完成期から円熟期の特徴や世界観にを理解し、表現できるようになる。
第5回 西欧庭園史 1 古代、中世からルネサンスへ 西欧庭園の黎明期から完成期の特徴や世界観にを理解し、表現できるようになる。
第6回 西欧庭園史 2 近代の庭園様式へ 西欧庭園の完成期から円熟期の特徴や世界観にを理解し、表現できるようになる。
第7回 西欧の広場史 西欧都市に特徴的な都市広場の社会的文脈を歴史的に理解し、表現できるようになる。
第8回 西欧の公園史 西欧都市に誕生した公園の役割と形態を理解し、表現できるようになる。
第9回 日本の公園緑地計画史 日本に導入された公園緑地の役割と形態を理解し、表現できるようになる。
第10回 ランドスケープ・デザインの現場 現代のランドスケープ・アーキテクチャがどのように実践されているのか、理解し、表現できるようになる。
第11回 ランドスケープとアート ランドスケープと現代アートとの関係を、理解し、表現できるようになる。
第12回 ランドスケープに関わる法制度 現代のランドスケープに関わる法制度を、理解し、表現できるようになる。
第13回 ランドスケープと住民参加 人々が生活の中から紡ぎだすランドスケープを理解し、表現できるようになる。
第14回 ランドスケープの課題 :エコロジカル・デモクラシーについて 次世代のランドスケープに必要とされるエコロジカル・デモクラシーを理論的に理解する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

オリジナルの講義なので、教科書は指定しない。講義で扱う資料などは、事前にOCW-iにアップする。

参考書、講義資料等

・R.T.ヘスター「エコロジカル・デモクラシー」鹿島出版会
・日本造園学会編「ランドスケープ大系1~7」技報堂出版
・M.フランシス、R.T.ヘスター「庭の意味論」鹿島出版会
・齋藤潮、土肥真人「環境と都市のデザイン」学芸出版

成績評価の方法及び基準

各講義時間内における小レポートなどを積み上げて評価する。

関連する科目

  • CVE.D310 : 景観学
  • UDE.D403 : 都市デザイン・まちづくり原論
  • ARC.P204 : 都市学の基礎

履修の条件・注意事項

事前に身につけているべき知識や技術はない。