2024年度 学院等開講科目 生命理工学院 生命理工学系
発生生物学
- 開講元
- 生命理工学系
- 担当教員
- 實吉 岳郎 / 田中 幹子 / 川上 厚志 / 立花 和則 / 鈴木 崇之 / 白木 伸明
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火1-2 (W9-326(W935)) / 金1-2 (W9-326(W935))
- クラス
- -
- 科目コード
- LST.A243
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
現代生命科学において発生生物学の持つ意義や概念について学習し、動物の初期発生、形態形成、さまざまの器官や臓器の形成、体細胞分裂、生殖細胞の形成などについて体系的に学ぶ。
到達目標
発生生物学の成立の歴史を理解し、近代生物学の中で関連分野との関わり、意義を学習する。現代における、医学、薬学分野などの応用分野との関わりを学び、発生生物学が現代の生命科学の中で持つ意義を学習する。実験発生学において使われる種々の解析手法についても学ぶ。
脊椎動物、無脊椎動物の基本的な初期発生の仕組みや原理を理解し、その過程に働く分子的なメカニズムなどについても学習する。
さらに、初期胚から形態形成が進み、様々の臓器や組織が形成される過程について、それらの過程に含まれる細胞行動、シグナル分子や転写調節などの分子的なメカニズムを含めて理解する。
キーワード
体軸形成、中胚葉誘導、体細胞分裂、生殖細胞、神経発生、器官形成
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
テキストと配布プリント。講義によっては、演習問題を小レポート課題として出したり、小テストを行います。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 発生生物学の基礎: 発生生物学と医学の関わり | 遺伝,非遺伝性の先天性疾患の発生メカニズム,性質について理解し,高校生物学の基礎をふり返る。 |
第2回 | 発生生物学の基礎:基礎生物学と幹細胞 | 発生学がどのように医学に応用されるかと,幹細胞の概念を理解する。 |
第3回 | 発生生物学の基礎:生命科学の歴史と基礎概念 | 発生学から近代生命科学の成立,重要な基礎概念について理解する。 |
第4回 | 軸と胚葉の形成,中胚葉誘導 | 胚の軸と胚葉の形成,中胚葉誘導についての基礎を理解する。 |
第5回 | ショウジョウバエの初期発生(1):分節形成 | ショウジョウバエの分節形成の仕組みを説明できる。 |
第6回 | ショウジョウバエの初期発生(2):ホメオティック遺伝子 | ショウジョウバエのホメオティック遺伝子の役割を説明できる。 |
第7回 | 器官形成(1)外胚葉由来の器官の発生の概要 | 外胚葉由来器官の発生の仕組みを説明できる。 |
第8回 | 器官形成(2)中胚葉由来の器官の発生の概要 | 中胚葉由来器官の発生の仕組みを説明できる。 |
第9回 | 器官形成(3) 内胚葉由来の器官の発生 | 内胚葉由来器官の発生の仕組みを説明できる。 |
第10回 | 細胞分化と幹細胞 | 幹細胞の特徴や細胞分化の仕組みを説明できる。 |
第11回 | 生殖細胞・受精 | 生殖細胞と受精の特徴とそのしくみを説明できるようになる。 |
第12回 | 性決定 | 性決定の特徴とそのしくみを説明できるようになる。 |
第13回 | 神経系の発生(1)ニューロン形成と運命決定 | 神経発生におけるニューロンの形成と運命決定の仕組みを説明できる。 |
第14回 | 神経系の発生(2)神経回路の形成とリファインメント | 神経発生における神経回路の形成とリファインメントの仕組みを説明できる。 |
第15回 | 期末試験または予備 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
[教科書] Lewis Wolpert, Cheryll Tickle 「ウオルパート 発生生物学」(第4版) メディカル・サイエンス・インターナショナル
参考書、講義資料等
「進化」メディカル・サイエンス・インターナショナル、「ウオルパート発生生物学」メディカル・サイエンス・インターナショナル、「生態学入門」東京化学同人、「キャンベル生物学」丸善、「ケイン生物学」東京化学同人
成績評価の方法及び基準
講義の内容に関する理解度を評価する。主に、期末試験によって評価するが、小レポート課題や小テストによる評価を併用することもある。
関連する科目
- LAS.B101 : 生命科学基礎第一1
- LAS.B102 : 生命科学基礎第一2
- LAS.B103 : 生命科学基礎第二1
- LAS.B104 : 生命科学基礎第二2
- LST.A347 : 進化生物学
- LST.A203 : 生物化学第一
- LST.A218 : 生物化学第二
- LST.A208 : 分子生物学第一
- LST.A213 : 分子生物学第二
- LST.A248 : 遺伝学
履修の条件・注意事項
基礎的な生物学の知識を必要とする。生物化学第一、分子生物学第一を履修していることを推奨。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
川上厚志 atkawaka[at]bio.titech.ac.jp
田中幹子 mitanaka[at]bio.titech.ac.jp
白木伸明 shiraki[at]bio.titech.ac.jp
鈴木崇之 suzukit[at]bio.titech.ac.jp
實吉岳郎 saneyoshi.t.cfc3[at]m.isct.ac.jp
オフィスアワー
Eメールで事前予約すること