2024年度 学院等開講科目 生命理工学院 生命理工学系
微生物学
- 開講元
- 生命理工学系
- 担当教員
- 平沢 敬 / 和地 正明 / 梶原 将
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月1-2 (M-B07(H101)) / 木1-2 (M-B07(H101))
- クラス
- -
- 科目コード
- LST.A345
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
微生物学の基礎的な知識を学ぶことを目的とする。微生物学の歴史、微生物学的操作法(分離、培養、観察)、系統分類、増殖、微生物の細胞構造(細菌、アーキア、真核微生物)、エネルギー代謝、物質代謝、病原性微生物、微生物の産業利用について教授する。
到達目標
本講義を履修することによって次のことを修得する。
1)微生物学の歴史
2)微生物学的な実験操作(特に微生物の分離方法、培養方法、観察方法)
3)生物の系統分類(特に16S rRNAによる分子系統分類)
4)微生物の増殖の数学的な表現
5)微生物細胞の構造(細菌、アーキア、真核微生物)
6)微生物のエネルギー代謝
7)微生物の物質代謝
8)病原性微生物
9)微生物の産業利用
キーワード
分子系統分類、系統樹、細菌、アーキア、真核微生物、代謝、呼吸、発酵、病原性微生物
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
各回の講義冒頭で過去の講義内容を振り返り、今回の講義の要点を示す。講義中に、講義内容の理解を確認するための課題またはレポートを課す場合がある。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 微生物学の歴史 | パスツール、コッホ、レーベンフックについて説明できる |
第2回 | 微生物の系統分類:生命の発生と進化、分子系統分類 | 分子系統分類について理解する |
第3回 | 微生物学的操作法:分離法、培養法、観察法、保存法 | 微生物の取り扱い方を理解する |
第4回 | 微生物の構造:細菌、アーキア、真核微生物、ウイルス | 細菌や真核微生物の細胞構造について理解する |
第5回 | 微生物のエネルギー代謝・物質代謝:解糖系、発酵、呼吸、アミノ酸代謝、核酸代謝、その他 | 解糖系、TCA回路、電子伝達系について理解する |
第6回 | 微生物発酵の歴史:アルコール醸造・アミノ酸発酵など | 伝統的な発酵に利用される微生物について理解する |
第7回 | 第1回~第6回までの内容を概観し、中間試験を実施する | 第1回~第6回までの内容の復習を行い中間試験に臨む |
第8回 | 微生物の増殖:数学的表現、細胞分裂様式、増殖に影響を与える因子 | 増殖速度定数、連続培養について理解する |
第9回 | 微生物の遺伝学:形質転換、形質導入、組換え | DNA、遺伝子について理解する |
第10回 | 微生物感染と発症 | 病原体としての微生物の感染と生体内への感染経路などを理解する |
第11回 | 病原微生物各論:ウイルス、細菌、真菌、原虫 | 病原性を有する代表的なウイルス、細菌、真菌、原虫などの形態、性質、増殖などを理解する |
第12回 | 感染免疫 | ヒトの基本的な生体防御の仕組みを踏まえて、感染症の発症を理解する |
第13回 | 微生物感染症の予防と治療 | 感染症の予防や治療の方法や特徴などを理解する |
第14回 | 第8回~第13回までの内容を概観し、期末試験を実施する | 第8回~第13回まで内容の復習を行い期末試験に臨む |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし
参考書、講義資料等
必要に応じ資料を配付する。
Brock 微生物学 (オーム社)
IFO 微生物学概論 (培風館)
新・微生物学 新装第2版 (講談社 新バイオテクノロジーテキストシリーズ)
成績評価の方法及び基準
中間試験(50%)、期末試験(50%)
関連する科目
- LST.A203 : 生物化学第一
- LST.A218 : 生物化学第二
- LST.A208 : 分子生物学第一
- LST.A213 : 分子生物学第二
- LST.A503 : 環境微生物学
履修の条件・注意事項
履修条件は特に設けないが,関連する科目(環境微生物学以外)を履修していることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
和地正明(mwachi[at]bio.titech.ac.jp、5770)、平沢敬(thirasawa[at]bio.titech.ac.jp、5780)、梶原将(kajiwara.s.aa[at]m.titech.ac.jp、5715)
オフィスアワー
講義終了後、またはメールで事前予約し、各教員の教員室で質問に応じる。