2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 情報工学系 ライフエンジニアリングコース
先端ライフエンジニアリング第二
- 開講元
- ライフエンジニアリングコース
- 担当教員
- 中村 浩之 / 田中 祐圭 / 田中 克典 / 森 俊明 / 吉田 啓亮 / 岡田 智 / 黒田 公美
- 授業形態
- 講義 (ライブ型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木1-2
- クラス
- -
- 科目コード
- HCB.C522
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
学際領域分野での研究が益々発展していく現代社会において、これからの理工学系研究者は、幅広い知識をもって分野横断的な見識で課題を捉えていく能力が必要とされている。本講義では、ライフエンジニアリングコースにおいて先端ライフエンジニアとして、学際的分野の専門的知識を修得することを目的とする。特に先端ライフエンジニアリング第二においては、化学・生命科学の分野に関して学際的な最先端研究を学ぶ。
化学および生命科学の分野では、それぞれの分野の知見と技術が融合することによって、新しい技術開発や新規学際領域の開拓に繋がる。本講義では、化学と生命科学の分野が、どのように融合し、その結果どのような技術革新へと発展していくのか、具体的な事例を挙げながら専門的知識を習得し、その理解を深めることをねらいとする。
到達目標
本講義を履修することにより次の能力を修得する。
1) がんの悪性化に関わる分子機構の一部を理解し、その治療戦略ならびに課題を説明できる。
2) 超解像顕微鏡ならびに原子力顕微鏡の原理を理解する。
3) 光合成生物の環境応答を分子レベルで理解する。
4) 細胞や動物内の分子イメージングの原理と応用を学ぶ。
5) 動物個体間の相互作用とその操作・解析技術を学ぶ。
キーワード
ライフエンジニアリング、曲面生体膜、バイオミネラリゼーション、化学療法、原子力顕微鏡、光合成、分子イメージング、磁気共鳴画像診断、行動神経生理科学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回の講義の前半で講義内容に関する分野を概説し、今回の講義のねらいを説明する。講義の後半では、より専門的な内容を説明し、出された課題に対してレポートを提出する。各回の課題を良く読み、その分野の予習を行うこと。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | がんの化学療法(中村) | がん化学療法の開発現状を理解し、今後の課題ならびに戦略について知識を深める。 |
第2回 | 分子イメージングの原理と応用(田中克典) | 細胞や動物内での分子イメージングの原理と応用を学ぶ。 |
第3回 | がんの悪性化に関わる生体膜曲率認識タンパク質の探索(田中祐圭) | がんの悪性化分子機構の一部を理解し、その検出や治療における課題と将来展望を理解できるようになる。 |
第4回 | MRIで生体分子を可視化する(岡田) | MRIの基本原理を理解し、生体分子を可視化するMRI造影剤の開発戦略と現状について知識を深める。 |
第5回 | 動物行動を制御する神経活動の可視化・操作技術(黒田) | 動物の基本的な行動とそれを制御する神経機構を理解し、その可視化・操作技術について学ぶ。 |
第6回 | 光合成生物の環境応答(吉田) | 多様な環境応答を分子レベルで理解し、細胞の仕組みについての知識を深める。 |
第7回 | 原子力顕微鏡を用いた物性の評価による細胞表面の観察(森) | 原子間力顕微鏡の原理を概説することで高さイメージングのみならず様々な力学計測で物性を明らかにすることができることを理解する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
教科書は特に指定しない。
参考書、講義資料等
必要に応じて、講義資料を配布する
成績評価の方法及び基準
毎回の講義で出される課題に関するレポートにより評価する。
関連する科目
- HCB.C521 : 先端ライフエンジニアリング第一
- HCB.C401 : ライフエンジニアリング創造設計
- HCB.C421 : ライフエンジニアリング概論第一
- HCB.C422 : ライフエンジニアリング概論第二
履修の条件・注意事項
履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。
その他
剽窃、盗用などの不正があった場合は、厳正に対処する(当該科目の成績は0点になる)