2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 数理・計算科学系 数理・計算科学コース
応用確率論
- 開講元
- 数理・計算科学コース
- 担当教員
- 三好 直人 / 中野 張
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月7-8 (W8E-306(W832)) / 木7-8 (W8E-306(W832))
- クラス
- -
- 科目コード
- MCS.T410
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
確率過程とその応用に関するトピックについて講義を行う.今年度は,点過程とその無線ネットワークのモデル化・解析へ応用について講義する.
到達目標
基本的な確率過程の1つである点過程とその無線通信ネットワークのモデル化/解析への応用を理解することを目標とする.
キーワード
点過程,ポアソン点過程,コックス点過程,定常点過程,パルム理論,無線ネットワーク
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回の講義資料は T2SCHOLA にアップロードする予定.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 準備: 測度と積分 | 測度,積分,確率を定義し,基本的な概念を学修する |
第2回 | ランダム測度,点過程とその分布 | ランダム測度と点過程を定義し,それらの確率分布を特徴づける |
第3回 | ポアソン点過程 | ポアソン点過程を定義する |
第4回 | ポアソン点過程 (つづき) | ポアソン点過程の性質を調べる |
第5回 | 点過程の操作 | 点過程のいくつかの操作について学ぶ |
第6回 | コックス点過程とクラスタ点過程 | コックス点過程・クラスタ点過程を定義し,その性質を調べる |
第7回 | 行列式点過程 | 行列式点過程を定義し,その性質を調べる |
第8回 | パルム分布 | パルム分布を定義する |
第9回 | 高次パルム分布 | 高次のパルム分布を紹介し,その性質を調べる |
第10回 | 定常ランダム測度と定常点過程 | 定常ランダム測度と定常点過程の性質を調べる |
第11回 | 定常ランダム測度・点過程に対するパルム解析 | 定常点過程に対するパルム解析を学ぶ |
第12回 | パルム解析における基本公式とその応用 | パルム解析を用いて定常点過程の基本的な性質を示す |
第13回 | 無線ネットワークへの応用 | セルラネットワークの空間点過程モデルを紹介する |
第14回 | 無線ネットワークへの応用 (つづき) | 色々な点過程を用いてセルラネットワークのモデルの被覆確率を導く |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,参考書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし.
参考書、講義資料等
[1] F. Baccelli, B. Blaszczyszyn and Mohamed Karray. Random Measures, Point Processes, and Stochastic Geometry. HAL-02460214 (2020)
[2] G. Last and M. Penrose. Lectures on the Poisson Process. Cambridge University Press, 2017.
成績評価の方法及び基準
レポートを提出させ,それによって成績を評価する.
関連する科目
- MCS.T212 : 確率論基礎
- MCS.T312 : マルコフ解析
- MCS.T304 : ルベーグ積分論
履修の条件・注意事項
関連する科目の内容を理解していること (必ずしも履修していなくても良い).