2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 数理・計算科学系 知能情報コース
スパース信号処理と最適化
- 開講元
- 知能情報コース
- 担当教員
- 小野 峻佑
- 授業形態
- 講義 (ハイフレックス型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (J2-305(J232)) / 木3-4 (J2-305(J232))
- クラス
- -
- 科目コード
- ART.T465
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
概要:スパース性に基づく信号・情報処理技術および関連する最適化技術について講義・演習を行う。
ねらい:主に、スパース性がなぜ重要か、どのようにスパース性をモデル化するか、なぜ最適化技術(特に微分できない目的関数を扱うもの)が必要になるか、どのような応用があるか、等について講義し、理解を深めるためにMATLAB/Pythonを用いた演習を行う。講義終盤には自ら関連分野の論文を調査・整理することで、最先端の研究に触れる。
到達目標
スパース信号処理と関連する最適化技術を理解・実装できる。
キーワード
スパース/低ランク信号処理、非可微分最適化、圧縮センシング、信号復元
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
参加者は講義の座学(偶数回)と演習(奇数回)を交互に行う。講義終盤では自ら論文調査を行い発表する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 導入 | 講義の概要とねらいを理解する |
第2回 | [講義] 基礎的な数学的道具 | スパース信号処理に必要な数学的道具を理解する。 |
第3回 | [演習] 基礎的な数学的道具 | スパース信号処理に必要な数学的道具を実装する。 |
第4回 | [講義] 近接勾配法とスパース信号推定 | 近接勾配法とそのスパース信号推定応用について理解する。 |
第5回 | [演習] 近接勾配法とスパース信号推定 | 近接勾配法によるスパース信号推定を実装する。 |
第6回 | [講義] 交互方向乗数法とロバスト主成分分析 | 交互方向乗数法とそのロバスト主成分分析応用について理解する。 |
第7回 | [演習] 交互方向乗数法とロバスト主成分分析 | 交互方向乗数法によるロバスト主成分分析を実装する。 |
第8回 | [講義]主-双対近接分離法と画像復元 | 主-双対近接分離法とその画像復元応用について理解する。 |
第9回 | [演習] 主-双対近接分離法と画像復元 | 主-双対近接分離法による画像復元を実装する。 |
第10回 | [講義] 発展的な応用例 | 発展的な応用例について理解する。 |
第11回 | [演習] 発展的な応用例 | 発展的な応用例を実装する。 |
第12回 | 論文調査・読解 | 論文の調査・読解方法を理解する。 |
第13回 | 論文発表(前半) | 本講義に関連する分野の論文を紹介し議論する。 |
第14回 | 論文発表(後半) | 本講義に関連する分野の論文を紹介し議論する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
必須のものは特に無い
参考書、講義資料等
講義スライドを授業時に共有する.
成績評価の方法及び基準
演習内容(実装したソースコード、50%)と論文紹介内容(スライド・質疑応答、50%)を元に評価する。
関連する科目
- MCS.T402 : 数理最適化理論
- ART.T458 : 先端機械学習
履修の条件・注意事項
必須:線形代数・微分積分・確率統計・MATLABかPythonによるプログラミング経験
推奨:関数解析・数値計算
その他
演習に関してはMATLABかPythonがインストールされたノートパソコンが必要。
演習内容(ソースコード)の提出はMATLAB・Pythonどちらでも良いが、スライド資料に記載されるサンプルコードはMATLABで実装されたものである。