2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 数理・計算科学系 知能情報コース
先端計算機環境構築実践
- 開講元
- 知能情報コース
- 担当教員
- 山村 雅幸 / 小野 功
- 授業形態
- 講義 (ハイフレックス型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (M-B43(H106),G1-106 (G112)) / 木3-4 (M-B43(H106),G1-106 (G112))
- クラス
- -
- 科目コード
- ART.T457
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
計算機ネットワークは現代社会を支えるインフラストラクチャです.本講義では,計算機ネットワークとして,ローカルエリアネットワークの構成と動作,インターネットにおけるパケット配送とその制御,インターネット上で構築される各種情報サービス,およびネットワークセキュリティの基礎について学びます.小規模な計算機ネットワーク環境を構築する演習を通じて,実践的に計算機ネットワークを学びます.
本講義を履修することによって,計算機ネットワークの構成と動作について理解し,計算機ネットワーク環境を構築して運用できるようになることを到達目標とします.
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を習得する.
1) TCP/IPプロトコルによるパケット配送とその制御について説明できる.
2) プライベートネットワークとファイアウォールについて説明できる.
3) ネットワークセキュリティについて説明できる.
4) インターネット上の各種情報サービスについて説明できる.
5) イントラネットの様々なサービスについて説明できる.
6) 1)~5)の知識を駆使して,計算機ネットワーク環境を構築,運用できる.
キーワード
インターネット,TCP/IP,イーサネット,プライベートネットワーク,ファイウォール,ネットワークセキュリティ,サービス,イントラネット
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
第1~6回は,講義の最後にレスポンスシートが課されます.また,第1~6回の理解度を評価するためのレポート課題を出題します.第7~14回は演習を行います.また,各講義の最後にレポート課題を出題します.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | TCP/IPプロトコルによるパケット配送とその制御 | 情報ネットワークのなりたち,IPデータグラムの配送,ICMPの理解 |
第2回 | プライベートネットワークとアクセス制限 | プライベートネットワークから外部への通信,アクセス制限,ファイアウォールの理解 |
第3回 | ドメインネームサービスの構成と動作 | ドメインネームシステムの概要,ネームサーバの利用・設計,BINDを用いたサーバの設定の理解 |
第4回 | 電子メールシステムの構成と動作 | 電子メール配送の仕組み,電子メールシステムにおけるセキュリティの理解 |
第5回 | World Wide Web | WWWシステムの構成,HTTP,URL,代理サーバ,能動的なWEBサービス |
第6回 | ネットワークセキュリティ | セキュリティホール悪用の実例と対策,サービス妨害の実例と対策,不正行為の隠蔽の実例と対策の理解 |
第7回 | Linux入門,仮想マシンの構築 | Linuxの基礎の理解,仮想マシンの作成と設定,Linuxのインストール |
第8回 | ファイルシステムとテキスト編集 | ファイルシステム,ファイル操作のためのコマンド,パターンマッチ,テキスト編集,標準入力/出力/エラー出力,リダイレクトの理解 |
第9回 | シェルプログラミング | シェルスクリプト,シェル変数,制御構造,関数の理解 |
第10回 | プロセスとジョブコントロール | プロセス,フォアグランドジョブとバックグランドジョブ,プロセス間通信,サービスの理解と設定 |
第11回 | 小規模システムの構築とNATの設定 | システム構成の理解,ゲートウェイ/サーバ/クライアントホストのインストール,NATの設定 |
第12回 | NIS/NFSの設定 | NIS,NFS,automountの設定 |
第13回 | ジョブ管理システムのインストール(1) | ジョブ管理システムをインストールする |
第14回 | ジョブ管理システムのインストール(2) | つづき |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
各講義で必要な資料を配布する.
参考書、講義資料等
各講義で必要な資料を配布する.
成績評価の方法及び基準
TCP/IPプロトコルによるパケット配送とその制御,プライベートネットワークとファイアウォール,ネットワークセキュリティ,インターネット上の各種情報サービス,イントラネットの様々なサービスの理解度,および,その応用力を評価する.第1~7回のレポート (50%),第8~14回の各講義で出題されるレポート(50%)で評価する.
関連する科目
- CSC.T345 : コンピュータネットワーク
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない