2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 情報工学系
データベース
- 開講元
- 情報工学系
- 担当教員
- 宮﨑 純
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (M-124) / 木5-6 (M-124)
- クラス
- -
- 科目コード
- CSC.T343
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は、今や情報システムの最も重要な基盤の一つとして位置づけられるデータベースシステムにおける概念、モデル、技術に関する包括的な導入を目指している。
本講義では、まず関係代数、関係論理、正規形を含む関係モデルについて論じる。次にデーターベースの概念設計、SQL を含む問い合わせ言語、同時実行制御、障害回復を含む重要な概念であるトランザクションについて述べる。さらに、データの格納方法や索引、あるいは問い合わせ処理に関する技術に関しても取り扱う。また、最近のデータベースのトレンドについても紹介する。
到達目標
本講義を履修することによって以下を習得する。
1) データベースに関する基本概念とモデルの理解
2) 要求を満たす正規形のデータベースの設計
3) データベースに対する適切な問い合わせの記述
4) トランザクションの同時実行制御と障害回復の取り扱い
5) データ格納方法、索引、問い合わせ処理に関する技法の活用
6) データベースにおける最近のトレンドに関する知識
キーワード
関係モデル、関係代数、関係論理、正規形、概念設計、問い合わせ言語、SQL、トランザクション、同時実行制御、障害回復、データ格納方法、索引、問い合わせ処理
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
一般的な講義形式で、授業中に簡単な練習問題を行う。さらに計算機実験により、関係データベースの扱いを学ぶ
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション:データベースの基本概念、データモデル、関係モデル | データベースの概念の理解 |
第2回 | 関係モデル:関係代数 | 関係代数の理解 |
第3回 | 関係モデル:関係論理、関係完備、正規形(1) | 関係論理と正規形の理解 |
第4回 | 関係モデル:正規形(2) | 正規形の理解 |
第5回 | 実体関連モデル、データ定義言語、データ操作言語、問い合わせ記述 | 実体関連モデル、問い合わせ記述 |
第6回 | トランザクション1:ACID性、2相ロック、階層ロック | トランザクションの概念の理解 |
第7回 | トランザクション2:時刻印方式、多版管理、障害回復 | 障害回復方法の理解 |
第8回 | SQL言語 | SQLの理解 |
第9回 | 高度なSQL | 高度なSQLの理解 |
第10回 | データ格納方法:不揮発性記憶媒体、ページ、レコード、索引 | データ格納方法の理解 |
第11回 | 問い合わせ処理1:バッファ管理、射影演算、選択演算、ソート | 問い合わせ処理の理解 |
第12回 | 問い合わせ処理2:入れ子結合、マージ結合、ハッシュ結合、問い合わせ最適化 | 問い合わせ処理の理解 |
第13回 | オブジェクト指向とデータベース | データベースにおけるオブジェクト指向の理解 |
第14回 | 計算機実習 | 関係データベースシステムの操作の理解 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
T2SCHOLAにて資料を配布
参考書、講義資料等
Ullman et al., A First Course in Database Systems, 3rd Edition, Pearson Education, 2014 など
成績評価の方法及び基準
中間レポートを50%、期末試験を50%で評価する
関連する科目
- ZUS.S201 : プログラミング第一
- ZUS.S202 : プログラミング第二
- MCS.T313 : 数理論理学
- ZUS.P301 : オペレーティングシステム
履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
miyazaki_at_c.titech.ac.jp
その他
計算機実習室の定員により、履修人数が多い場合は情報工学系の学生を優先する。