2024年度 学院等開講科目 情報理工学院 数理・計算科学系
オペレーティングシステム
- 開講元
- 数理・計算科学系
- 担当教員
- 坂本 龍一
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (W8E-308(W834)) / 金5-6 (W8E-308(W834))
- クラス
- -
- 科目コード
- MCS.T314
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
オペレーティングシステム(OS)は、計算機ハードウェアの抽象化、資源管理を行う基盤的なソフトウェアである。本講義では、OSの基本概念と基本機能を解説する。また、演習を通じて理解を深める。
到達目標
以下の基本概念と基本機能を理解、習得する。特に、OSが、アプリケーションソフトウェアとハードウェアをどのように接続しているかを理解することで、ハードウェアを効率的に活用できるようになる。
・OSの起動
・入出力
・ファイルシステム
・プロセス管理:プログラムの読み込みと実行
・プロセス管理:並行処理、スケジューリング
・並行性制御 (同期)
・メモリ管理
・仮想化
・ネットワーキング
・セキュリティ
キーワード
オペレーティングシステム、ハードウェアの抽象化、資源管理
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義時間には、講義および課題の解説を行う。
講義1,2回あたり1つの課題を宿題として出題する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オペレーティングシステム | |
第2回 | C言語の基礎 | |
第3回 | OSの起動 | OSの起動プロセスを理解する。 |
第4回 | 入出力処理 | ビジーウェイトと割り込みによる入出力を理解する。 |
第5回 | ファイルシステム | ファイルシステムの構成方法:linked allocationとindexed allocationを理解する。 |
第6回 | プログラムの読み込みと実行:コンパイル・リンク・ロード | |
第7回 | プログラムの読み込みと実行:システムコール | プログラムの読み込みと実行、システムコールを理解する。 |
第8回 | 並行処理とスケジューリング (1):スレッドとコンテクストスイッチ | スレッドの切り替え(コンテクストスイッチ)を理解する。 |
第9回 | 並行処理とスケジューリング (2):スケジューリング | |
第10回 | 並行性制御 (1):悲観的・楽観的手法 | 競争状態と対処を理解する。 |
第11回 | 並行性制御 (2):ソフトウェア・ハードウェア・言語機構 | |
第12回 | メモリ管理 (1):ページング | ページングを理解する。 |
第13回 | メモリ管理 (2):仮想記憶 | |
第14回 | 仮想化 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
次の参考図書の主要部分を講義する。Silberschatz and Galvin: Operating System Concepts, 9th ed., John Wiley & Sons, 2012.
また講義中に適宜参考資料を指示する。
成績評価の方法及び基準
オペレーティングシステムの基本機能についての理解度を評価する。課題で成績を決定する。
関連する科目
- MCS.T233 : 計算機システム
履修の条件・注意事項
特になし。