2024年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 原子核工学コース
核燃料サイクル工学
- 開講元
- 原子核工学コース
- 担当教員
- 塚原 剛彦 / 鷹尾 康一朗 / 原田 琢也 / 髙須 大輝
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (M-110(H112)) / 木3-4 (M-110(H112))
- クラス
- -
- 科目コード
- NCL.C401
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
核燃料サイクル全体の概要、ウラン濃縮の原理、燃料加工技術、使用済燃料の再処理法、高レベル放射性廃棄物をはじめとした放射性廃棄物の処理・処分法、核種分離技術、これら技術の基礎となるランタノイド・アクチノイドの化学について講義する。
到達目標
授業到達目標として、以下を挙げる。
①ウランの採掘、製錬、濃縮、燃料加工、再処理からなる核燃料サイクルの基本と放射性廃棄物処理・処分法を理解する。
②放射性元素及び核燃料の基礎特性について理解すると共に、これらの違いについて説明ができる。
③原子力利用に関して科学的な判断ができる能力を養う。
キーワード
核燃料サイクル、分離変換、アクチノイド・ランタノイドの化学、放射性廃棄物処理処分
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義中に示した内容の理解を深めるため、演習あるいはレポートを実施する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 核燃料サイクルの概要 | 核燃料サイクルの概要について学ぶ |
第2回 | ウランの濃縮技術の概要 | ウラン濃縮技術の基礎について学ぶ |
第3回 | ウラン濃縮法の原理 | ウラン濃縮法のうちガス拡散法、遠心分離法、レーザー法等の原理について学ぶ |
第4回 | 5f電子の化学-1 | ランタノイド・アクチノイドの電子構造・配位化学等について学ぶ-1 |
第5回 | 5f電子の化学-2 | ランタノイド・アクチノイドの電子構造・配位化学等について学ぶ-2 |
第6回 | 溶媒抽出の原理と実際 | ウラン等の溶媒抽出法の基礎について学ぶ |
第7回 | 使用済み核燃料再処理の概要 | 使用済燃料から目的核種を抽出分離する手法の基礎について学ぶ |
第8回 | 使用済み核燃料再処理(Purex法)とガラス固化 | 使用済燃料再処理(PUREX法)とガラス固化について学ぶ |
第9回 | 核燃料サイクル導入の意義 | 収支計算によるサイクルの合理性及びその意義について学ぶ |
第10回 | ウランの採掘と製錬 | ウラン等の採掘と精錬の手法について学ぶ |
第11回 | 使用済み核燃料に含まれる核種とその性質 | 使用済燃料に含まれる放射性核種の基礎について学ぶ |
第12回 | 先進高レベル放射性廃棄物処理-1 | 使用済燃料再処理技術の最新動向について学ぶ-1 |
第13回 | 先進高レベル放射性廃棄物処理-2 | 使用済燃料再処理技術の最新動向について学ぶ-2 |
第14回 | 核種分離分析と核変換 | 分離変換の基礎と応用について学ぶ |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
使用しない
参考書、講義資料等
講義中に適宜、資料を配布する。
M. Benedict, T.H. Pigford, H.W. Levi,“Nuclear Chemical Engineering (2nd ed.)”, McGraw-Hill, 1980.
原子力化学工学(清瀬 量平訳:日刊工業新聞社):第I,III,IV,V,VI,VII巻
Radiochemistry and Nuclear Chemistry, Fourth Edition
Gregory Choppin (Author), Jan Rydberg (Author), Jan-Olov Liljenzin (Author)
成績評価の方法及び基準
講義の際に出される演習問題及びレポート
関連する科目
- CAP.E361 : 放射化学
- NCL.C402 : 放射性廃棄物処分工学
- CAP.E362 : 原子力化学工学
- NCL.D405 : 核燃料デブリ・バックエンド工学実験A
- NCL.D406 : 核燃料デブリ・バックエンド工学実験B
- NCL.C604 : 核燃料サイクル工学実践特論
履修の条件・注意事項
化学に関する基礎知識を有していることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
tsukahara.t.ab[at]m.titech.ac.jp / 3067
オフィスアワー
e-mailでの問い合わせ。