2024年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系
有機化学第一(アルカン)(応用化学)
- 開講元
- 応用化学系
- 担当教員
- 芹澤 武
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (S4-203(S423))
- クラス
- -
- 科目コード
- CAP.B211
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
[講義の概要]本講義では、有機化学を体系的に学習したい学生を対象に、構造と結合、極性共有結合:酸と塩基、アルカンおよびシクロアルカンとその立体化学について解説する。
[講義のねらい]結合は有機化合物の基本要素である。また、アルカンおよびシクロアルカンは、有機分子の基本骨格である。そのため、これらを理解することは、有機化合物の反応性や物性を理解するために必要不可欠である。本講義ではまず、分子軌道をもとに結合について理解する。さらに、電子の偏りにより生じる極性および、極性から生じる酸および塩基の性質を理解する。さらに、有機分子の性質を決定づける官能基について概観する。最後に、鎖状および環状構造からなる飽和炭化水素(アルカン)の命名法を理解し、それらの立体異性体および立体配座について議論できる能力を養う。
到達目標
本講義を履修することによって、次の能力を修得する。
(1)有機化学の基本要素である結合について理解できる。
(2)電子の偏りによって生じる極性および酸および塩基について理解できる。
(3)アルカンの命名および立体配座が理解できる。
(4)シクロアルカンの命名および、立体配座について理解できる。
キーワード
分子軌道、混成軌道、電子陰性度、双極子モーメント、酸、塩基、アルカン、異性体、立体配座
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本講義は、(1)構造と結合、(2)極性共有結合:酸と塩基、(3)アルカンおよびその立体化学、(4)およびシクロアルカンとその立体化学の順番で進める。そして、最終回に理解度確認のための演習と解説を実施する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション;構造と結合 | 原子の構造および化学結合を軌道の概念に基づいて説明できる。 |
第2回 | 極性共有結合;極性と共鳴 | 分子の極性と共鳴について説明できる。 |
第3回 | 極性共有結合;酸と塩基 | 酸と塩基について説明できる。 |
第4回 | アルカン:官能基と異性体 | 官能基と異性体について説明できる。さらに、アルカンの命名法および性質について説明できる。 |
第5回 | アルカン:立体配座 | アルカンの立体配座を説明できる。 |
第6回 | シクロアルカンとその立体化学 | シクロアルカンの立体化学が説明できる。 |
第7回 | 理解度確認のための演習と解説 | 第1~6回の講義内容を正確に理解し、演習問 題に解答できる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
マクマリー有機化学(上)第8版(東京化学同人)ISBN-13: 978-4807908097
マクマリー有機化学(上)第9版(東京化学同人)ISBN-13: 978-4807909124
参考書、講義資料等
マクマリー著 『マクマリー有機化学 問題の解き方(第9版) 英語版』 東京化学同人 ISBN-13: 978-4807909155
成績評価の方法及び基準
理解度確認のための演習(85%)、授業参加度(15%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出する)
関連する科目
- CAP.B212 : 有機化学第二(アルケン)
- CAP.B213 : 有機化学第三(芳香族)
- CAP.B214 : 有機化学第四(求核置換反応)
- CAP.B315 : 有機化学第五(カルボニル化合物)
- CAP.B316 : 有機化学第六(アミン)
履修の条件・注意事項
2021年度以前に入学した学生(学籍番号が21B以前)が履修可能
その他
1Q(週2回開講)の「有機化学第1(アルカン・アルケン・アルキン)A」の前半部分(4月〜5月はじめ)を履修してください。