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2024年度 学院等開講科目 工学院 経営工学系 経営工学コース

環境経済・政策論

開講元
経営工学コース
担当教員
増井 利彦
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
水1-2 (W9-202(W922))
クラス
-
科目コード
IEE.B531
単位数
200
開講時期
2024年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

地球温暖化問題を対象に、そのメカニズムや様々な影響、影響を抑えるための適応策や温室効果ガス排出量を削減するための緩和策について、最新の知見を含めて説明するとともに、これまでのわが国における取り組みについて紹介する。また、応用一般均衡モデルを用いて、緩和策の導入による経済活動への影響の評価について、演習を通じて会得し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて議論するとともに、これからの温暖化対策について議論を行う。

到達目標

地球温暖化問題を中心に、環境問題の科学からのアプローチと、問題解決に向けた政策からのアプローチのそれぞれにおける役割や関係を理解するとともに、科学が環境政策においてどのように貢献できるかについて理解を深めることが本講義の到達目標である。さらに、応用一般均衡モデルのプログラミングを通じて、各自が検討する環境政策の定量的な評価を行うとともに、それを実現するための手段について検討することも到達目標である。

キーワード

環境政策、気候変動、緩和策、政策と科学、応用一般均衡モデル

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

各回のトピックを、資料をもとに説明する。また、環境問題の設定や解決に向けた評価については、学生によるプレゼンを通じて議論を深める。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 気候変動問題の科学と政策 気候変動の科学について理解する。
第2回 気候変動対策を評価するモデルと政策 緩和策として必要な取り組みを説明する。
第3回 応用一般均衡モデル(1) データ 応用一般均衡モデルの開発に必要なデータを理解、作成する。
第4回 プレゼンテーション1 対象地域の概要 モデルに使用するデータから対象地域の特徴を把握し、説明する。
第5回 応用一般均衡モデル(2) 生産者行動と消費者行動 生産者と消費者の行動を定式化する。【プログラミング演習】
第6回 応用一般均衡モデル(3) 応用一般均衡モデルの理論 生産者と消費者の行動から、応用一般均衡モデルを理解する。
第7回 応用一般均衡モデル(4) 簡単な応用一般均衡モデルのプログラミング データをもとに、応用一般均衡モデルのシミュレーションを行う。【プログラミング演習】
第8回 応用一般均衡モデル(5) 応用一般均衡モデルの拡張 エネルギーを個別に評価した応用一般均衡モデルのプログラミングを行う。【プログラミング演習】
第9回 応用一般均衡モデル(6) 応用一般均衡モデルによる緩和策の評価 応用一般均衡モデルを使って緩和策の評価を行う。【プログラミング演習】
第10回 プレゼンテーション2 脱炭素社会の実現に向けた対策の評価1 脱炭素社会の実現に向けた施策を検討し、それをモデルにおいて表現する。
第11回 脱炭素社会の実現に向けたモデルの活用 脱炭素社会の実現に向けたモデルとその結果を理解する。
第12回 プレゼンテーション3 脱炭素社会の実現に向けた対策の評価2 前回のプレゼンで受けた指摘を踏まえ、対策の評価を行う。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する復習(課題含む)を概ね100分を目安に行うこと。

教科書

内容が多岐にわたるため、各回において講義資料を提供する。

参考書、講義資料等

各回において講義資料を提供する。

成績評価の方法及び基準

各回で出される課題のレポート(30%)やプレゼン(40%)、最終レポート(30%)によって評価する。

関連する科目

  • IEE.B530 : 地球環境と経済発展のモデリング

履修の条件・注意事項

マクロ経済学、ミクロ経済学の基礎的な知識を有すること。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

増井利彦 特定教授(masui[at]nies.go.jp)

オフィスアワー

授業開講日の授業前後の時間帯は教員が研究室に在室。普段はつくばの研究所にいるため連絡はメールで行うこと。