2024年度 学院等開講科目 工学院 情報通信系 情報通信コース
移動通信工学特論
- 開講元
- 情報通信コース
- 担当教員
- 張 裕淵 / 府川 和彦 / 須山 聡
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (W9-201(W921)) / 木3-4 (W9-201(W921))
- クラス
- -
- 科目コード
- ICT.C511
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
移動通信・携帯電話システムについて概観した後,周波数有効利用の観点から様々な技術を整理し,各要素技術について詳述する.無線伝送路のモデル化,物理レイヤ無線伝送技術,無線アクセス技術,無線システム技術について解説する.さらに,上位レイヤのネットワーク技術,アプリケーション層としてのサービスまで幅広く説明することで,移動通信システム全体を把握できるようにする.
到達目標
巨⼤化する通信ネットワークシステムの⼀部として移動通信は⾮常に重要な位置を占めつつある.⽬標は下記の通りである.
1) 移動通信システムの全体を理解できる.
2) 移動通信に用いられる無線アクセス技術,システム技術,ネットワーク技術の基礎から最新動向を把握できる.
3) 移動端末とアプリケーションの基本から最新動向を把握できる.
4) 移動通信技術の将来動向を⼤まかに予⾒できる.
キーワード
移動通信,セルラー,無線伝搬,雑⾳と⼲渉,ディジタル変調,ダイバーシチ,誤り訂正,MIMO,多元接続,無線ネットワーク
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回,授業資料を配り説明する.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 移動通信の概論 [講師:奥村 幸彦] | 移動通信の概論および各種移動通信システムについて学ぶ.さらに携帯電話システムの概論とシステムの進化経緯について学ぶ. |
第2回 | 移動電波伝搬 [講師:今井 哲朗] | 電波伝搬の基礎と移動環境における電波伝搬について学ぶ. |
第3回 | 携帯電話無線アクセス技術1 [講師:奥村 幸彦] | 無線アクセス方式,無線変復調技術について学ぶ. |
第4回 | 携帯電話無線アクセス技術2 [講師:奥村 幸彦] | 無線伝送誤り制御技術,ダイバーシティ技術について学ぶ. |
第5回 | 携帯電話無線アクセス技術3[講師:須山 聡] | 高効率無線伝送技術(MIMO伝送技術)について学ぶ. |
第6回 | 携帯電話無線システム技術1 [講師:奥村 幸彦] | 無線システムの変遷と主要技術(多元接続技術,同時双方向通信技術)について学ぶ. |
第7回 | 携帯電話無線システム技術2 [講師:須山 聡] | 複数基地局と複数ユーザ端末による高度通信技術について学ぶ. |
第8回 | 携帯電話無線システム技術3 [講師:鈴木 恭宣] | 基地局及び端末における無線回路技術について学ぶ. |
第9回 | 携帯電話無線システム技術4 [講師:竹野 和彦] | 基地局のグリーン化技術について学ぶ. |
第10回 | 携帯電話コアネットワーク技術 [講師:岩科 滋] | コアネットワーク技術について学ぶ. |
第11回 | 移動端末 [講師:太田 賢] | 端末のアーキテクチャ,キー技術について学ぶ. |
第12回 | モバイルアプリケーション [講師:池田 大造] | モバイルアプリケーションの事例としてモバイル空間統計とその応用について学ぶ. |
第13回 | 無線LAN [講師:山田 暁] | 無線LANのシステム概要,主な技術,応用について学ぶ. |
第14回 | 次世代移動通信 [講師:須山 聡] | 次世代の移動通信に向けた技術動向について学ぶ. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
教科書は指定しない.講義用資料を配布する.
参考書、講義資料等
モバイルネットワーク,共立出版
成績評価の方法及び基準
レポート課題により評価する(一講義に対して一レポート[500~600文字程度]).
関連する科目
- ICT.C214 : 通信方式
- ZUS.C301 : 信号処理
- ICT.S407 : 無線信号処理
履修の条件・注意事項
通信方式を履修していることが望ましい.
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
suyama[at]radio.ict.e.titech.ac.jp
オフィスアワー
特に指定しませんが,事前に電子メール等で連絡してください.