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2024年度 学院等開講科目 工学院 情報通信系 情報通信コース

無線信号処理

開講元
情報通信コース
担当教員
府川 和彦
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火3-4 (S3-215(S321)) / 金3-4 (S3-215(S321))
クラス
-
科目コード
ICT.S407
単位数
200
開講時期
2024年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要


 ディジタル無線通信への信号処理技術の応用に焦点を当て,等化器,アダプティブアレーアンテナ,及び干渉キャンセラ等について解説する.また,これらのパラメータ推定に用いられる適応アルゴリズムについても詳述する.
 ディジタル無線通信で用いられている各種信号処理技術を,理論も含め深く理解することを目的とする.

到達目標

 この授業の主な到達目標は以下の通りである.
1) ディジタル無線通信への信号処理技術として,等化器,アダプティブアレーアンテナ,及び干渉キャンセラ等の原理を理解できるようになる.
2) これらのパラメータ推定に用いられる適応アルゴリズムについても,原理も含め深く理解できるようになる.

キーワード

無線通信,信号モデル,無線チャネル,ウイナーフィルタ,LMS, RLS, カルマンフィルタ,適応等化器,周波数領域等化,ダイバーシチ技術,ターボ符号,ターボ等化,アダプティブアレイ,MIMO,時空間符号,プリコーディング

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義資料を使って説明した後,学生に演習問題を解かせる.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 概論及びフーリエ変換,ラプラス変換,z変換の復習 フーリエ変換,ラプラス変換,z変換を完全に理解する.
第2回 無線通信における信号モデル 無線通信における信号モデルを学ぶ.
第3回 無線伝送路とその統計的性質 無線伝送路とその統計的性質を学ぶ.
第4回 ディジタル変調方式 ディジタル変調の原理と各種方式を学ぶ.
第5回 ウィナーフィルタとLMSアルゴリズム ウィナーフィルタの原理とLMSアルゴリズムを理解する.
第6回 RLSアルゴリズム RLSアルゴリズムを完全に理解する.
第7回 適応等化器1 適応等化器として,線形等化器の原理を理解する.
第8回 適応等化器2 適応等化器として,DFEとMLSEの原理を理解する.
第9回 OFDMと周波数領域等化 OFDM伝送方式と周波数領域等化の原理を学ぶ.
第10回 ダイバーシチ技術 ダイバーシチ技術の原理を学ぶ.
第11回 到来角推定 DFT,MVDR,MUSIC等の代表的な到来角推定のアルゴリズムを学ぶ.
第12回 ターボ符号とターボ等化 ターボ符号の原理とターボ等化を学ぶ.
第13回 MIMOの原理及びその受信方式 MIMO技術の原理,ならび代表的な受信方式を学ぶ.
第14回 MIMO技術 時空間符号とプリーコーディングの基礎を学ぶ.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

教科書は指定しない.講義用資料を配布する.

参考書、講義資料等

J. G. Proakis, Digital Communications, McGraw-Hill
S. Haykin, Adaptive Filter Theory, Prentice-Hall

成績評価の方法及び基準

期末試験により評価する.

関連する科目

  • ZUS.M303 : ディジタル通信
  • ZUS.C301 : 信号処理
  • ICT.C511 : 移動通信工学特論

履修の条件・注意事項

通信方式を履修していることが望ましい.