2024年度 学院等開講科目 工学院 電気電子系
電気電子工学実験第一A
- 開講元
- 電気電子系
- 担当教員
- 桑田 知由己 / 鈴木 裕生 / 鷲山 夏沖 / 大見 俊一郎 / 戸村 崇 / 星井 拓也 / OGUCHI MARIA VANESSA BALOIS / 宗田 伊理也 / 西村 昂人
- 授業形態
- 実験等 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火7-8 (南2,3電電実験室) / 金7-8 (南2,3電電実験室)
- クラス
- -
- 科目コード
- EEE.L211
- 単位数
- 001
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本実験では,実験の基礎となる波形測定,PCによる計測器の制御,取得データの処理,オシロスコープによる電気回路の周波数特性の測定,抵抗の製作と測定,マイコンプログラムとマイコンを用いた機器制御などを取り扱う。
それぞれのテーマに関して,プログラミング,回路シミュレーション,設計・製作,特性の評価などを行うことで電気電子工学に関する重要テーマについての理解を深めるとともに,課題設定力,実践力および解決力を向上させることが主たるねらいである。
また,これらの取り組みを通じて,チームワーク,リーダーシップ,コミュニュケーション力の涵養,機器を用いるときの準備や安全性の確保,データの取り方やまとめ方,考察のしかたやレポートの作成方法などの技術者としての実践的な力を涵養することもねらいのひとつである。
なお,本科目は班編成で進行し,各班は授業計画に示されたテーマを順次学んでいく。AとBはクオーター制での区切りのために用いており,2クオーターをかけて電気電子工学実験第一を履修する。また,本科目は週2回,各2時限とし,1回の授業は合計で8時限をかけて行い,概ね2時限を課題の理解と実験の準備,4時限を実験,2時限をレポート添削に充てる。レポート提出は指定された期日までに行わなければならない。
到達目標
本実験を履修することで次の能力を修得する。
1)オシロスコープを用いた波形の計測ができるとともに電気計測の注意点を説明できる。
2)PCを用いて計測器を制御するとともに平均値や実効値の取得などデータ処理ができる。
3)RC,RLなどの1次系の回路および共振回路の周波数特性をオシロスコープを用いて観測し,特性を考察できる。
4)ホール効果の原理を説明できるとともに,真空蒸着を用いて抵抗を製作し,それを2端子法および4端子法で測定し測定結果の違いを説明できる。
5)マイコンをプログラミングして動作させ,簡単な機器を制御できる。
対応する学修到達目標は、
(5) 【展開力】(実践力又は解決力)基本的な問題を解決できる力
キーワード
波形観測,オシロスコープ,PCによる計測器の制御,データ処理,周波数特性,共振回路,ホール効果,真空蒸着,4端子法,マイコンプログラミング,C言語,マイコン制御
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本科目は班編成で進行し,各班は授業計画に示されたテーマを順次学んでいく。また,本科目は週2回,各2時限とし,1回の授業は合計で8時限をかけて行い,概ね2時限を課題の理解と実験の準備,4時限を実験,2時限をレポート添削に充てる。レポートは期日までに提出しなければならない。なお安全やスムーズな進行のためにも事前に実験マニュアルをよく読んでくることが求められる。実際の実験は,数名のチームで行う。このため,各自が実験全体の意義・目的を把握した上で役割分担しながら進める。取得したデータの整合性等をチーム全体で検証,コミュニケーションを取りながら実験に取り組む。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 計測器の使用方法 -テスターとオシロスコープを用いた波形の計測- | テスターとオシロスコープを用いた波形の計測ができるとともに電気計測の注意点を説明できる。 |
第2回 | コンピュータを用いた計測 -PCを用いた計測とデータ処理- | PCを用いて計測器を制御するとともに平均値や実効値の取得などデータ処理ができる。 |
第3回 | 電気回路の周波数特性 -1次の回路および共振回路の周波数特性の観測- | RC,RLなどの1次系の回路および共振回路の周波数特性をオシロスコープを用いて観測し,特性を考察できる。 |
第4回 | 半導体物性 -ホール効果,抵抗製作と測定- | ホール効果の原理を説明できるとともに,真空蒸着を用いて抵抗を製作し,それを2端子法および4端子法で測定し,電子部品製作を体験するとともに測定法による測定結果の違いを説明できる。 |
第5回 | マイコンプログラムとその応用 | C言語を用いたマイコンのプログラミングと機器制御ができる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。
教科書
なし
参考書、講義資料等
講義資料をT2SCHOLAに掲載する。
成績評価の方法及び基準
全出席および全実験履修が原則。
実験レポート提出状況と採点結果により成績を評価する。
遅刻や再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある。
関連する科目
- EEE.C301 : 電子計測
- EEE.M241 : 離散時間システム
- EEE.M231 : 応用確率統計
- EEE.C201 : 電気回路第一
- EEE.M211 : フーリエ変換とラプラス変換
- EEE.D211 : 半導体物性
履修の条件・注意事項
履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
ohmi.s.aa-secretary[at]ml.m.titech.ac.jp
オフィスアワー
メールで随時連絡可。
その他
実験第一AとBは,原則合わせて履修単位が付与される。