2024年度 学院等開講科目 工学院 機械系
機械力学
- 開講元
- 機械系
- 担当教員
- 吉武 宏 / 小竹 元基
- 授業形態
- 講義/演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-8 (W2-401(W241))
- クラス
- -
- 科目コード
- MEC.D201
- 単位数
- 1.50.50
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
機械に発生する様々な振動を分類し,振動問題に対処する基礎として次の点を中心に講義する.
1. 運動方程式の導出
2. 1自由度振動系の固有振動数,周波数応答などの振動特性
3. 2自由度振動系の振動解析
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1)一自由度振動系の固有振動数,周波数応答,共振,伝達率(振動絶縁)などを理解し,実際の振動問題に応用できる.
2)二自由度振動系の連成固有振動数,固有モードを理解し,モード解析の概念を説明できる.
3)動吸振器の原理と定点理論によるパラメータの最適化について説明できる.
キーワード
1自由度振動系の自由振動と強制振動,調和励振時の応答特性,2自由度振動系の連成固有振動数と固有モード,動吸振器
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- この科目は,学修目標の 1.【専門力】基盤的な専門力 の修得に対応する.
授業の進め方
講義の前半に,復習を兼ねて前回の講義内容の概要を解説します.受講者の理解度と応用力を養うために,演習を行います.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 身近な振動系の紹介 | 身のまわりの振動現象の例を調べる. |
第2回 | 1自由度不減衰振動系の運動方程式と自由振動 | 1自由度不減衰振動系の運動方程式,自由振動解および不減衰固有角振動数を導出せよ. |
第3回 | 1自由度減衰振動系の運動方程式と自由振動 | 1自由度減衰振動系の運動方程式,自由振動解を導出する.また,臨界減衰および減衰固有角振動数について説明せよ. |
第4回 | 1自由度振動系の調和励振応答(力励振) | 調和励振(力励振)を受ける1自由度振動系の調和励振応答を導き,共振現象について説明せよ. |
第5回 | 周波数応答関数の導出 | 複素調和関数を用いて周波数応答関数を導出する. |
第6回 | 周波数応答曲線の特徴,振動絶縁 | 伝達率を導出し,振動絶縁の原理について説明せよ. |
第7回 | 1自由度振動系の変位励振 | 変位励振を受ける1自由度振動系の周波数応答を求める. |
第8回 | 中間試験 | 中間試験を行う |
第9回 | 任意励振力に対する1自由度系の応答 | 任意励振力に対する1自由度系の応答を導出する. |
第10回 | 2自由度振動系の運動方程式と自由振動 | 2自由度振動系の運動方程式から連成固有振動数を導出する. |
第11回 | 2自由度振動系の固有モードとモード解析 | 2自由度振動系の固有モードを導出する. |
第12回 | 2自由度振動系の時刻歴応答 | 2自由度振動系の運動方程式をモード座標を用いて記述し,2自由度振動系の時刻歴応答を導出する. |
第13回 | 2自由度振動系の周波数応答 | 2自由度振動系の周波数応答を導出する. |
第14回 | 動吸振器 | 動吸振器の原理を説明し,定点理論を使って動吸振器の最適パラメータを導出する. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,毎講義後,授業内容に関する復習と演習課題を概ね90分を目安に行うこと
教科書
基礎から学ぶ機械力学 数理工学社
参考書、講義資料等
日本機械学会,『JSMEテキストシリーズ 振動学』,ISBN-13: 978-4888981286
講義資料は講義中に配布する
成績評価の方法及び基準
・講義2回ごとに行うレポート 40%
・中間試験 30%,期末試験 30%(登校が制限されている場合には課題提出に代えることがあります)
関連する科目
- MEC.A201 : 工業力学
- MEC.B211 : 常微分方程式
- MEC.B212 : 複素関数論
- MEC.P211 : 機械系基礎実験
履修の条件・注意事項
なし