2024年度 学院等開講科目 工学院 機械系
加工学概論
- 開講元
- 機械系
- 担当教員
- 平田 敦 / 赤坂 大樹 / 大竹 尚登 / 山本 貴富喜 / 山﨑 敬久 / 吉野 雅彦 / 田中 智久 / 青野 祐子
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金1-4 (I1-256(I121))
- クラス
- -
- 科目コード
- MEC.G311
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は,学部学生を対象として,機械技術者として必要な加工プロセスの基礎を習得することをねらいとして,加工法の種類と特徴を教授する。まず機械部品,電気電子部品をはじめとする工業製品の製作に用いる基本的な各種加工法について概観し,製品の製作工程について述べる。特に,部品の加工法を取り上げ,材料特性と関連して加工原理を理解したうえで,加工プロセスの基礎と応用を会得する。これらの知識は製品の機能,構造の設計を行うに必須である。さらに各加工法の得失を考慮しながら,製品に応じた適切な加工法の選択方法を学ぶ。
1.変形加工(鋳造,塑性加工など)
2.除去加工(切削,研削など)
3.付加加工(溶接など)
4.材料(微視的構造,機械的特性など)
到達目標
加工学概論を履修することにより,次の能力を修得する。
1.以下の各種加工法の基礎,およびそれらの長所と短所を理解している
鋳造,プラスチックの成形加工,溶接・接合,圧延,押出し,引抜き,板材成形,鍛造,切削加工,金型加工とCAE,研削加工,研磨加工,電気加工,レーザ加工,表面処理,コーティング,アディティブマニュファクチュアリング,マイクロ加工
2.材料の微視的構造・特性と加工法の相互関係を理解している
3.材料と製品に適した加工法を選択できる
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
メーカーでの勤務経験を有する教員がその実務経験を活かし,加工学の基礎の重要性とその応用に関する実践的知識を,企業における経験を含め幅広く学ぶことができるように教育を⾏う。
キーワード
加工学,ものつくり,材料加工,加工法選択
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- 【専門力】基盤的な専門力
授業の進め方
1) 講義の後半で,その日の教授内容に関する演習問題に取り組んでもらいます。
2) 各回の授業内容をよく読み,課題を予習・復習で行って下さい。
3) 授業の前に、課題欄に記載されている項目について、予習しておくことが必要です。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 加工学とは 材料と加工 | ものつくりの概要を理解しているか 材料により加工法が異なることを理解しているか |
第2回 | 鋳造,プラスチックの成形加工 | 鋳造の方法と結晶成長および欠陥を理解しているか,また射出成形の原理を理解しているか |
第3回 | 溶接・接合 | 溶接の種類と特徴,熱影響部を理解しているか,またろう付け,固相接合,接着を理解しているか |
第4回 | 塑性加工(圧延,押出し,引抜き) | 圧延,押出し,引抜きの加工特性を理解しているか |
第5回 | 塑性加工(板材成形,鍛造) | 金型と金型加工法を理解しているか 金型加工へのCAEの適用を理解しているか |
第6回 | 切削加工 | 切削加工の理論と実際を理解しているか |
第7回 | 研削加工 | 研削加工の理論と実際を理解しているか |
第8回 | 研磨加工 | 研磨加工の理論と実際を理解しているか |
第9回 | 金型加工とCAE | 金型と金型加工法を理解しているか 金型加工へのCAEの適用を理解しているか |
第10回 | 電気加工とレーザ加工 | 放電加工の理論と実際を理解しているか レーザを用いた加工法を理解しているか |
第11回 | 表面処理とコーティング | 表面処理の方法とコーティングの特性を理解しているか |
第12回 | アディティブマニュファクチャリング | アディティブマニュファクチャリングの現状を理解しているか |
第13回 | マイクロ加工 | マイクロ加工法の種類と部材作製プロセスを理解しているか |
第14回 | 材料加工法の選択 | 各種部材の適切な加工法を選択できるか |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
・帯川利之編:はじめての生産加工学1・2,講談社
参考書、講義資料等
・山口克彦・沖本邦郎編著,材料加工プロセス,共立出版株式会社
・谷泰弘・村田順二,生産加工入門,数理工学社
成績評価の方法及び基準
対面での期末試験(80%)および授業中に実施する演習の結果(20%)により評価する.ただし,期末試験が実施できないには授業中および期末の課題の結果(100%)により評価する
関連する科目
- MEC.G211 : 機械材料工学
履修の条件・注意事項
機械材料工学を履修済みであること,あるいは,それに相当する知識を有することを条件とする.
2024年度は,2023年4月1日以降に入学した学生(23B~)は履修できません.