2024年度 学院等開講科目 理学院 地球惑星科学系 地球惑星科学コース
宇宙地球科学特論G
- 開講元
- 地球惑星科学コース
- 担当教員
- 神田 径 / 成田 翔平
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (石川台2号館 Ishikawadai Bldg. 2 307) / 金3-4 (石川台2号館 Ishikawadai Bldg. 2 307)
- クラス
- -
- 科目コード
- EPS.A421
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
逆問題は、地球物理学的手法によって取得されたデータをモデル化するときに広く適用されます。 この授業では、逆問題を解くための基礎理論と技術的背景を学びます。 そして、地球科学への応用について理解を深めていくことを目指します。
到達目標
【到達目標】 本講義を履修することによって,逆問題についての基礎を身につけることを目標とします。また、その地球物理への応用として、地球の内部構造を観測から推定する物理探査手法や地盤の変形を測定する測地学的手法について理解することを目標とします。
【テーマ】 逆問題の解法のうち「線形問題の定式化や最小自乗解」「非線形問題の解法」を学習する。さらに逆問題が適用される地球物理学的手法のうち、「電磁探査法の1つであるMT法」、「地盤変動観測を行う測地学的手法」について学習します。
キーワード
順問題、逆問題、電磁探査、電気比抵抗、測地学、地盤変動
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
7月2日(火)または7月5日(金)から講義を始めます。毎回出席を取ります。講義中に演習問題を解いてもらうので紙と鉛筆を持参すること。講義の後半では、学生による論文紹介を行います。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 逆問題の解法1:イントロダクション | 逆問題の記述、確率密度関数、誤差伝播について学ぶ |
第2回 | 逆問題の解法2:線形の問題 最小自乗解 | 逆問題の定式化における線形問題と最小自乗解について学ぶ |
第3回 | 逆問題の解法3:線形問題その他の解法 非線形の問題 | 線形問題におけるその他の解法と非線形問題の解法について学ぶ |
第4回 | 測地学的手法:測定法と火山への適用 | 測地学的手法についてその測定方法と火山への適用例について学ぶ |
第5回 | 地下構造探査手法: MT法とその周辺 | 自然の電磁場変動による電磁誘導を利用する地下構造探査手法(MT法)について学ぶ |
第6回 | 学生による論文紹介(1) (火山/測地/電磁誘導/逆問題に関係する論文の紹介) | 学生が火山/測地/電磁誘導/逆問題に関係する論文を紹介する |
第7回 | 学生による論文紹介(2) (火山/測地/電磁誘導/逆問題に関係する論文の紹介) | 学生が火山/測地/電磁誘導/逆問題に関係する論文を紹介する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
講義資料は毎回配布する。
逆問題の参考書: W. Menke, "Geophysical Data Analysis: Discrete Inverse Theory, 3rd Edition"
成績評価の方法及び基準
試験は行わない。出席を考慮する。学生の行う論文紹介とその資料で評価する。議論への参加も考慮する。
関連する科目
- EPS.A418 : 宇宙地球科学特論E
- EPS.A419 : 宇宙地球科学F
- EPS.A332 : 火山学
履修の条件・注意事項
なし