2024年度 学院等開講科目 理学院 化学系
安全の化学
- 開講元
- 化学系
- 担当教員
- 小野 公輔 / 篠原 直秀 / 井口 泰泉 / 竹下 幸俊 / 加藤 博子
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金3-4 (M-101(H116))
- クラス
- -
- 科目コード
- CHM.A201
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では、安全に化学実験を行うための基礎的知識を提供する。そのために、化学物質が有するリスクの概念、化学物質に関する関係法令、リスクアセスメントについて解説する。また、廃液処理、廃棄物処理の重要性について解説する。さらに、緊急時の対応法を解説し、消火器の実施訓練を行う。化学物質が及ぼす健康影響・地球環境問題についても解説する。
化学系で行う各種実験に先立ち、その安全の手引きとなることがねらいである。化学科の課程を修めることで危険物取扱者(甲種)の受験資格が与えられるので、それに必要な危険物(化学物質)に関わる安全知識を養うことも目的としている。また、緊急時の事故対策の一つとして消火器利用の実施訓練を行い、火災のときの対処の仕方、心構えを身につけることを目的としている。
コロナの状況次第では、消化器訓練は映像学習となることがある。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1) 安全の概念の理解と、安全に化学実験を行うための心構えを身につけることができる。
2) 化学物質が有するリスクとアセスメントの意義を説明できる。
3) 化学物質の管理の問題、関連法規を説明できる。
4) 化学物質と地球環境問題〜廃液、廃棄物、資源の問題を説明できる。
5) 緊急時の対応方法と火災時の対応方法、および心構えを身につけることができる。
6) 消火器の使用法を習得する。
キーワード
安全、化学物質、化学実験、安全データシート、廃液、廃棄物、環境問題、労働安全衛生法、消防法、毒劇物取締法
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
各講義の前半90分は、配布資料の内容を解説する。講義後半は、講義内容に関する小テスト(10分)に当てる。毎回出席を取る。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 基礎化学実験安全オリエンテーション | 化学実験第一(100番台)などで学んだ実験の復習。講義時の課題の復習。 |
第2回 | 消火器訓練(映像学習の可能性あり) | 消火器の種類や使い方の復習。 |
第3回 | 化学物質管理1〜労働安全衛生法、消防法 | 安全関係法令の復習。 |
第4回 | 実験廃液処理の重要性〜下水道法の歴史と水質汚染 | 廃液関係法令や学内規則の復習。 |
第5回 | 化学物質リスクアセスメント | リスクの概念を理解する。 |
第6回 | 化学物質と地球環境問題や健康影響 | 化学物質が及ぼしうる地球環境問題や健康影響を理解する。 |
第7回 | 化学物質管理2〜毒物及び劇物取締法、関連法規、GHSラベル、SDS | 安全関係法令に関する復習。期末課題の提示。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
実験を安全に行うために 第8版 (化学同人)。その他、資料プリントを配布予定。
参考書、講義資料等
学生のための化学実験安全ガイド(東京化学同人)
成績評価の方法及び基準
講義時に課される課題(70%)、および学期末のレポート(30%)。
関連する科目
- CHM.B205 : 無機・分析化学基礎実験
- CHM.D205 : 有機化学基礎実験
- CHM.C205 : 物理化学基礎実験
- LAS.E101 : 環境安全論
履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
小野 公輔:k.ono[at]chem.titech.ac.jp
オフィスアワー
小野公輔:講義終了後、またはメールで事前予約し、教員室で質問に応じる。