2023年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
リーダーシップ道場 9
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 岡田 佐織
- 授業形態
- 講義 (ブレンド型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水3-4
- クラス
- 9
- 科目コード
- LAH.C401
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2023年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月8日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
変化の目まぐるしい現代社会において、リーダーシップはますますその重要性を増してきている。創造性やイノベーションが求められる理工系ではその傾向が特に顕著である。理工系専門職は、多様性のあるチームで研究プロジェクトを進めていくことがほとんどであり、リーダーシップは必須不可欠である。近年、リーダーシップは一部の権限を持つ人が発揮するものではなく、誰もが各々の形で発揮するものであるというリーダーシップ観が主流となってきている。本授業では支援型リーダーシップを含む最新のリーダーシップ研究の知見をふまえながら、各自がグループワークを経て、自分のリーダーシップを探求し、最終課題でそれをまとめていく。また、リーダーシップと強い結びつきのあるプレゼンテーション・ファシリテーション・合意形成・ピアレビューなどのコミュニケーションスキルを修得し、協働力・共感力・対話力を高めていくことも目指す。就職活動に活かせることはもちろん、アカデミックキャリアを考えている人も将来の研究室運営や学生指導に必要な能力を得る機会にしてほしい。
ねらいは、仲間の能力を最大限活かしながら目標に向かってチームを導くリーダーシップ力を身につけることである。
※今年度も原則としてZoomを活用した授業を実施する。グループワークが中心の授業となるため、カメラオン、マイクオンにできる環境から接続すること。初回授業に必ず参加し、日程や詳細を確認すること。
到達目標
支援型リーダーシップを含む多様な現代的リーダーシップについて理解する。
リーダーシップを発揮するのに有効な手法をグループワークを通して実践できるようになる。
キーワード
リーダーシップ、支援型、ファシリテーション、ピアレビュー、プレゼンテーション、合意形成、グループワーク
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
リーダーシップは知識と経験の両方からバランスよく学ぶことが重要である。本授業には最新のリーダーシップ研究の知見を学ぶことに加え、グループワークも積極的に取り入れている。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション、自己紹介、リーダーシップ観の共有 | グループワーク体験、ショートレポート作成 |
第2回 | 文献からの情報収集、合意形成グループワーク | 課題文献読解と発表準備,グループワーク体験、ショートレポート作成 |
第3回 | リーダーシップ概説1(オンデマンド) | リーダーシップについての動画の視聴、ショートレポート作成 |
第4回 | リーダーシップ概説を見ての意見交換、最終課題アイデア検討 | 最終課題アイデア準備、グループワーク体験、ショートレポート作成 |
第5回 | リーダーシップ概説2(オンデマンド) | リーダーシップについての動画の視聴、ショートレポート作成 |
第6回 | リーダーシップ概説を見ての意見交換、最終課題アウトライン検討 | 最終課題アウトライン準備、グループワーク体験、ショートレポート作成 |
第7回 | 最終課題ピアレビュー | 最終課題第一稿作成、ピアレビュー体験、最終課題のブラッシュアップと提出、ショートレポート作成 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし
参考書、講義資料等
授業中に配布する
成績評価の方法及び基準
授業への参加(ショートレポート、発表準備等) 各回10点×7回
最終課題 30点
第7回については原則参加必須。
欠席については代替課題を課さない(授業への参加点はつかない)。ただし、学会出席などによる欠席の場合には代替レポート提出によって授業への参加点の半分を上限に与える。2回以上欠席したものには単位は与えない。
関連する科目
- LAH.C402 : ピアレビュー実践
- LAH.C501 : リーダーシップアドバンス
履修の条件・注意事項
これまでの知識・経験は問わない。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
okada[at]ila.titech.ac.jp ※[at]を@(半角)に変換してください
オフィスアワー
メイルで事前予約すること.
その他
・Zoom情報はT2SCHOLAのアナウンスメントで連絡する。
・全7回中、リアルタイム回が5回、オンデマンド回は2回である。
・本授業はGSA (Graduate Student Assistant)プログラムの対象科目である。リーダーシップ道場を一定水準以上の成績で単位取得すると、ピアレビュー実践、リーダーシップアドバンスの履修が可能になる。ピアレビュー実践、リーダーシップアドバンスを一定水準以上の成績で単位取得すると、教育革新センターよりGSAの認定証が授与され、GSAとして働くことができるようになる。