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2023年度 学院等開講科目 工学院 電気電子系 原子核工学コース

原子力プラントフィジカルセキュリティ実習

開講元
原子核工学コース
担当教員
相樂 洋 / 韓 治暎
授業形態
演習 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等 ((未定))
クラス
-
科目コード
NCL.O609
単位数
010
開講時期
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月8日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

原子力プラントの核セキュリティにおいて重要な、施設の物理的防護核物質や事象発生時の防災について、座学及び数値解析実習を通じ実践的な実習科目を開発し開講する。核物質・放射性物質の物理的防護と規制、構造物の対物・衝撃波解析の原理、妨害・破壊行為による放射性物質の小規模拡散影響評価と事象発生時の対応について、座学、簡易計算および解析コードを用いた数値解析実習を通じ実践的な講義を行う。2/28-29に集中講義として開催する

到達目標

原子力プラントの核セキュリティにおいて重要な、核物質・放射性物質の物理的防護と規制、構造物の対物・衝撃波解析の原理、妨害・破壊行為による放射性物質の小規模拡散影響評価と事象発生時の対応を理解する。

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

核物質管理の経験を有する相楽が核セキュリティについて実践的に論じる。

キーワード

核セキュリティ、物理的防護、衝撃解析、放射性物質拡散解析

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

座学および数値解析シミュレーション(Ansys Autodyn, Hotspot)による実習

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 講義概説・フィジカルセキュリティと規制 講義概説・フィジカルセキュリティと規制について説明できる
第2回 演習 (1): 飛来物に対する構造物の衝撃解析 飛来物に対する構造物の衝撃解析ができる
第3回 演習 (2): 飛来物に対する構造物の衝撃解析 飛来物に対する構造物の衝撃解析ができる
第4回 演習 (3): 爆発物に対する構造物の衝撃解析 爆発物に対する構造物の衝撃解析ができる
第5回 演習 (4): 爆発物に対する構造物の衝撃解析 爆発物に対する構造物の衝撃解析ができる
第6回 演習 (5): 放射性物質の小規模拡散解析 放射性物質の小規模拡散解析ができる
第7回 演習 (6): 放射性物質の小規模拡散と対応 放射性物質の小規模拡散と対応について説明できる
第8回 総合討論 実習結果について討論し、まとめる

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

配付するテキストおよび実習教材を使用する

参考書、講義資料等

配付するテキストおよび実習教材を使用する

成績評価の方法及び基準

実習におけるパフォーマンス、議論の積極性、レポート

関連する科目

  • NCL.N407 : 原子力システム安全工学
  • NCL.O401 : 核不拡散・核セキュリティ学概論
  • NCL.O608 : 原子力プラントサイバーセキュリティ実習
  • NCL.O610 : 原子力災害対応実習
  • NCL.N410 : 原子炉物理・放射線計測・核セキュリティ実験

履修の条件・注意事項

原子力システム安全工学、核不拡散・核セキュリティ学概論を履修していることが望ましい

その他

集中講義として2/28-29開催