2022年度 学院等開講科目 教養科目群 広域教養科目
物語のあるものつくり
- 開講元
- 広域教養科目
- 担当教員
- 野原 佳代子 / SALANI GIORGIO
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等3-4 (S5-407A)
- クラス
- -
- 科目コード
- LAW.X423
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
哲学、デザイン論、テクノロジーの概念の融合を目指して「未来を形作るためのデザイン」の役割、責任、実践を考える。デザインはどのようにノンヒューマンな主体(人工物、物質、ロボット、重量、風等)と関わりを持つことができるのか?テクノロジーと人間の相互作用を再考する、デザインのさらなる展開は可能か?などをともに検討する。
到達目標
ねらいで述べた問いに答えることにより、人間中心に形作られてきた今までのデザインを再考する。とりわけ、デザインと機械のノンヒューマン主体の相互関係について考える。デザイナーはものを作るのみでなく、コンセプトを生み出すシンカー(考える人)でなくてはならない。ポスト・アントロポセンにおいて、人間とノンヒューマンにおけるヒエラルキーをデザインし直すことが必要とされている。ひいては、現在を再構成し、再び焦点を合わせ、再評価し、再びデザインする一連を理解できるようにする。
キーワード
デザイン
ポスト・アントロポセン
未来を形作る
スペキュレーション
ノンヒューマン
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義とワークショップ
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ポスト・アントロポセンを考えるためのツール: |
Miroボードを用いた練習問題 |
第2回 | 人間対機械のナラティブ: |
ショートエッセイや写真での表現 |
第3回 | 世界規模のコンピュテーションとデジタル化の不確実性: |
Miroボードを用いた練習問題 |
第4回 | 未来をデザインする ① |
Miroボードを用いた練習問題 |
第5回 | 未来をデザインする ② |
ショートエッセイや写真での表現 |
第6回 | 人間と機械の相互作用 ① |
ショートエッセイや写真での表現 |
第7回 | 人間と機械の相互作用 ② |
Miroボードを用いた課題 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし、資料配布
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
出席、議論への貢献、課題提出
関連する科目
- LAW.X316 : クリエイティブ表現論
- LAW.X314 : メディア編集デザイニング
- LAW.X315 : グローバル人材のための科学技術デザイン-海外研修プログラム
- LAW.X401 : グローバル人材のためのサイエンスコミュニケーション-海外研修プログラム
- TSE.C317 : 融合技術論
履修の条件・注意事項
特になし 英語
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
ジョルジョ・サラニ特任助教 環境・社会理工学院 融合理工学系 野原研究室
オフィスアワー
13:30-17:00
その他
3-4限 12/6火, 7水, 8木, 15木, 20火, 21水, 22木 (多少の変更可能性あり)