2022年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
社会科学系ゼミ(政治と社会)導入1
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 中島 岳志
- 授業形態
- 演習 (ライブ型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.S158
- 単位数
- 020
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
近代日本の超国家主義とナショナリズムについて学ぶ。戦前の日本では、天皇主義に基づく革命論が説かれた。北一輝や大川周明をはじめとする右翼思想家は、「一君万民」の原理を掲げ、血盟団事件、5・15事件、2・26事件をはじめとするクーデター・テロ事件を誘引した。また、彼らの論理は、「八紘一宇」というユートピア論と融合し、宗教的な世界統一の原理として展開した。超国家主義は、単なる国家主義の極端形態ではなく、国家を超えるイデオロギーとして展開したのである。
このゼミでは、近代日本の代表的な超国家主義者を取り上げ、分析する。様々な現象の分析を通じて、これからの日本のあり方を考察する。
ゼミは夏季集中とし、ZOOMで行う。日程は以下を予定している。
①8月22日(月)8時50分~14時15分
②8月23日(火)8時50分~14時15分
③9月12日(月)8時50分~14時15分
④9月13日(火)8時50分~14時15分
⑤9月14日(水)8時50分~14時15分
①②は超国家主義についてのレクチャー・討論を行う。
③④⑤は担当を決めて、個人発表を行う。
到達目標
日本のナショナリズムについて、自らの見解を述べることができるようになる
キーワード
超国家主義、ナショナリズム、アジア主義
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1)近代日本のナショナリズムとアジア主義についてのレクチャー
2)発表
3)討論
夏期集中(8月・9月)で行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス | ガイダンス |
第2回 | レクチャー | レクチャー |
第3回 | レクチャー | レクチャー |
第4回 | レクチャー | レクチャー |
第5回 | 発表 | 発表 |
第6回 | 発表 | 発表 |
第7回 | 発表 | 発表 |
第8回 | 発表 | 発表 |
第9回 | 発表 | 発表 |
第10回 | 発表 | 発表 |
第11回 | 発表 | 発表 |
第12回 | 討論 | 討論 |
第13回 | 討論 | 討論 |
第14回 | 討論 | 討論 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
発表(50%)とレポート(50%)
関連する科目
- LAH.S103 : 政治学A
- LAH.S304 : 政治学C
履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
tnakajima[at]ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
事前に連絡し、予約を取ること