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2022年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

歴史学C

開講元
文系教養科目
担当教員
福留 真紀
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月5-6 (W321) / 木5-6 (W321)
クラス
-
科目コード
LAH.H305
単位数
200
開講時期
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この講義のテーマは、日本の対外関係史です。
取り扱う時代は中近世です。
このころの日本の外交のかたちについて、考えてみたいと思います。

到達目標

1)海外の視点から見た日本を理解する。
2)海外に対して閉鎖的だった印象のある、中近世の外交を知ることにより、現代の日本の外交を理解する手掛かりを見つける。

キーワード

ルイス・フロイス、江戸城、鎖国、天草・島原一揆、ケンペル、朝鮮通信使、シーボルト

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

zoom

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 歴史の学び方 「歴史の学び方」を理解する。
第2回 史実とは何か 大隅和雄氏のエッセイをよむ。
第3回 現代日本の外交関係 国立歴史民俗博物館の事例から考える。
第4回 ルイス・フロイスのみた中世日本① 織田信長と豊臣秀吉。権力者たちの実像に迫る。
第5回 ルイス・フロイスのみた中世日本② 庶民の生活を知る。
第6回 「鎖国」を考える。 「鎖国」の実態を探る。
第7回 「天草・島原一揆」を考える。 「天草・島原一揆」の実態を探る。
第8回 ケンペルのみた近世日本① オランダ商館長の江戸参府について理解する。
第9回 ケンペルのみた近世日本② 元禄時代の江戸城について理解する。
第10回 朝鮮通信使① 江戸時代の対朝鮮外交を理解する。
第11回 朝鮮通信使② 雨森芳洲『交隣提醒』を読む。
第12回 シーボルトのみた幕末日本① シーボルトの日本研究を理解する。
第13回 シーボルトのみた幕末日本② シーボルトの日記を読む。
第14回 総括 ―日本の対外関係史 受講生から出された質問に答える形で、総括を行う。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない。

参考書、講義資料等

1)山本博文『歴史をつかむ技法』新潮社、ISBN:978-4106105418
2)山本博文『歴史の勉強法』、PHP研究所、ISBN:978-4569836775
3)講義資料は授業中に配布する。

成績評価の方法及び基準

配点は、期末レポート(60%)、小レポート(40%)

関連する科目

  • 歴史学A
  • 歴史学B
  • LAH.S414 : 文系エッセンス14:歴史学

履修の条件・注意事項

履修の条件を設けない

その他

この科目は、人数超過の場合には抽選を実施いたします。初回の授業に必ず出席するようにしてください。