2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース
経済発展と環境対策の歴史と現在の課題
- 開講元
- 地球環境共創コース
- 担当教員
- 佐藤 由利子 / 石川 忠晴
- 授業形態
- 講義 (ブレンド型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月7-8 (W932)
- クラス
- -
- 科目コード
- GEG.S501
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
このコースでは、日本の経済発展と環境対策に関して歴史的視点,国際的視点から理解を深めると共に、学生出身国の直面する経済発展と環境に関連する課題の要因について、分析・考察する能力を高めることを目指す。
到達目標
本コース終了時点で、学生が次の能力を習得することを目指す。
1.日本の経済発展の歴史と特徴を理解する。
2.日本の経済発展の結果引き起こされた環境問題と、それを解決するために行われた取り組みについて理解する。
3.学生の出身国における不均衡な発展や環境破壊の要因について、一定の見解を持つ。
4.クラスメートの出身国における不均衡な発展や環境破壊の課題について、理解する。
キーワード
経済発展,環境対策,政策,国際協力,地域間協力
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義にディスカッションを組み合わせる形で行う。最後の2回は,学生による発表/発表準備と質疑応答、討論を中心とする。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 本コースの概要、日本の歴史の概観、明治維新と近代化 | 各授業内で指示する |
第2回 | 江戸時代のリサイクルシステムと足尾鉱毒事件 | |
第3回 | 大正、昭和初期の工業化、戦後復興 | |
第4回 | 高度経済成長と鉄の三角形 | |
第5回 | 公害問題、公害対策基本法、石油ショック、バブル経済とその崩壊 | |
第6回 | 東アジア地域、東南アジアにおける経済/環境の特定課題と解決提案 | |
第7回 | 南アジア及びその他の地域における経済/環境の特定課題と解決提案 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準
授業各回における習得度の評価40%、発表40%、レポート20%
関連する科目
- GEG.S401 : 環境政策論
履修の条件・注意事項
事前に身につけているべき知識や技術はない。