2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 建築学コース
建築意匠特論
- 開講元
- 建築学コース
- 担当教員
- 村田 涼 / 安田 幸一 / 奥山 信一 / 塚本 由晴 / 山﨑 鯛介 / 塩崎 太伸 / 川井 達朗 / NGUYEN TRAN YEN KHANG / Meijer Emil
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- ARC.D445
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
現代の建築意匠論を司る原理的タームの水準に関する広がりと射程を概説するとともに、より詳細に、建築言語学、建築構成学、建築メディア論などをの意義と可能性を講述する。
建築設計が構築的な技術論に終始することなく、広く文化的な広がりの中での思想・哲学として構想しうることを示すとともに、そうした人文社会学的な思考がいかに人間の建築文化を培ってきたかを体得させる。
到達目標
この講義の履修者は以下の能力を習得する。
1)建築意匠を言語で把握する能力
2)建築意匠を文化的な地平で読み解く能力
3)建築意匠を社会的状況論のなかで読み解く能力
4)建築意匠を記号学的に読み解く能力
キーワード
建築意匠、言語説明能力、記号学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
この講義は、各回のテーマに沿った講述とそれに準じたディスカッションから構成される。最終的に各自が摑み取った意匠論的テーマをレポートとして執筆することを課す。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義の進め方に関する全体像の提示 | 建築論、建築哲学の把握 |
第2回 | 建築形態論 | 建築形態論、建築生成論の把握 |
第3回 | ディスカッション1(建築形態論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第4回 | 建築空間論 | 建築空間論、建築美論の把握 |
第5回 | ディスカッション2(建築空間論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第6回 | 建築構成論 | 建築構成論、建築空間配列論の把握 |
第7回 | ディスカッション3(建築構成論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第8回 | 建築領域論 | 建築領域論、建築象徴論の把握 |
第9回 | ディスカッション4(建築領域論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第10回 | 建築尺度論 | 建築尺度論、建築身体論の把握 |
第11回 | ディスカッション5(建築尺度論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第12回 | 建築メディア論 | 建築メディア論、建築消費社会論の把握 |
第13回 | ディスカッション6(建築メディア論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
第14回 | 建築制度論 | 建築制度論、建築社会論の把握 |
第15回 | ディスカッション7(建築制度論を巡って) | ディスカッションへの参加 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
最終レポートの充実度(60%)、ディスカッションへの参加度(40%)、
関連する科目
- ARC.D446 : 建築構想設計特論
履修の条件・注意事項
特になし