2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系
景観学
- 開講元
- 土木・環境工学系
- 担当教員
- 齋藤 潮
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金1-2 (W321) / 金1-2 (S011)
- クラス
- -
- 科目コード
- CVE.D310
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この講義は、人間の環境評価の諸相として景観設計に焦点をあてる。
この講義のねらいは、景観の評価構造をめぐる仮説を紹介し、その意味、可能性と問題点について学生とともに考察するところにある。
到達目標
1.景観評価をめぐる既往の仮説とその導出経緯について体系的な理解が深まる。
2.学生自身を対象とした思考実験や心理実験結果と既往の仮説とを比較し、仮説の可能性と限界について理解する。
3.実験結果、データの読み方を修得する。
キーワード
景観評価、理論、河川景観、橋梁のデザイン、高速道路のデザイン、港湾のデザイン、都市デザイン
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
2つのクォーターにまたがり、週1回14週にて実施予定。教科書を使用した一方向的な授業形式はとらず、予備知識のない状況で思考実験、心理実験を随時実施し、その集計結果と既往の仮説とをつき合わせてディスカッションする。
対面講義を予定しているが、講義中にGoogle Formsを使用して実験データの収集、アンケート調査などを行うので、毎回、講義室に必ずオンライン端末を持参すること。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 河川景観評価と理論(1) 実験 | 実験などへの参加とディスカッション |
第2回 | 河川景観評価と理論(2) 実験結果と考察 | 実験などへの参加とディスカッション |
第3回 | 河川景観評価と理論(3) 実験結果と考察 | 実験などへの参加とディスカッション |
第4回 | 河川景観評価と理論(4) 既往仮説と考察 | 仮説の意味の理解 |
第5回 | 橋梁のデザイン評価と理論(1) 実験 | 実験などへの参加とディスカッション |
第6回 | 橋梁のデザイン評価と理論(2) 実験結果と考察 | 実験などへの参加とディスカッション |
第7回 | 橋梁のデザイン評価と理論(3) 既往仮説と考察 | 仮説の意味の理解 |
第8回 | 高速道路のデザイン評価と理論(1) 実験 | 実験への参加 |
第9回 | 高速道路のデザイン評価と理論(2) 考察 | ディスカッション |
第10回 | 港の景観評価と理論(1) 実験 | 実験への参加 |
第11回 | 港の景観評価と理論(2) 考察 | ディスカッション |
第12回 | 都市の景観評価(1) 実験 | 実験への参加 |
第13回 | 都市の景観評価(2) 実験結果と考察 | ディスカッション |
第14回 | 総括 | レポート等課題説明 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
思考実験、心理実験を効果的に実施するために、予備知識を与える教科書は指定しない。
参考書、講義資料等
実験データの集計結果などを随時配布する。
成績評価の方法及び基準
随時実施される思考実験、心理実験への参加:30%
レポート:70%
関連する科目
- 特になし
履修の条件・注意事項
特になし。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
齋藤:saito.u.aa(at)m.titech.ac.jp
オフィスアワー
居室は西9号館501号室。
事前にメールで連絡のこと。