2022年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系 応用化学コース
応用化学最前線第一
- 開講元
- 応用化学コース
- 担当教員
- 横澤 勉 / 内山 真伸
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- CAP.T423
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
[概要]本講義では、物質の基礎的性質や反応性を原子・分子レベルで理解し、高分子を含めた有用な物質の設計および変換に関する高度な化学技術システムおよび、その活用を修得した化学者を養成するため、応用化学分野の最前線で活躍する研究者が、基礎から応用までの研究成果を紹介する。
[ねらい]応用化学分野の最前線で活躍する研究者の基礎から応用までの研究に関する幅広い知識を修得することを目標とする。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1)物質の基礎的性質や反応性を原子・分子レベルで説明できる。(2)有用な物質の設計および変換に関する高度な化学技術システムを説明できる。(3)基礎から応用研究までの幅広い知識を説明できる。
キーワード
基礎的性質、原子・分子、物質、化学技術、応用化学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
対面とZoomによるハイブリッド型の講義形式で2名の講師がそれぞれ2日間の集中講義を行う。
前半:内山真伸講師 実験化学者のための実践的計算化学
後半:横澤勉講師 連鎖重合で進行する重縮合
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 1-1 「実験化学者のための実践的計算化学入門」 1-2「理論計算と実験化学をどう組み合わせるか ーいくつかの研究例を参考にー」 1-3「未踏化学空間をいかに探索するか? ー出会い、偶然、執念、挑戦ー」
2-2「連鎖重合で進行する重縮合(π共役系高分子)」 2-3「可逆的交換反応を利用したテレケリック縮合系高分子の選択的合成」 |
(1)量子化学計算の種類と特徴について説明できる (2)計算科学を活用した反応化学の動向について説明できる (3)重縮合において分子量を制御する方法を説明できる (4)テレケリック縮合系高分子の合成法の概略を説明できる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
指定なし
参考書、講義資料等
なし
成績評価の方法及び基準
全授業出席を原則とし、毎回の授業で出席確認をする。成績評価はレポートにより行う。
関連する科目
- CAP.A521 : 有機分子設計特論第一
- CAP.A423 : 有機合成化学特論第一
- CAP.T432 : 有機金属触媒化学特論第二
- CAP.P431 : 高分子科学要論第一
- CAP.P511 : 高分子反応特論
- CAP.P413 : 逐次重合特論
- CAP.I426 : 高分子科学概論
- CAP.I423 : 有機材料化学特論
履修の条件・注意事項
履修の条件は設けない。
その他
講義実施予定日
第一回:10/21(金):10:45-17:20
第二回:10/24(月):10:45-17:20