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2022年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系

化学プロセス量論 A

開講元
応用化学系
担当教員
松本 秀行
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火1-2 (S423)
クラス
A
科目コード
CAP.C205
単位数
100
開講時期
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では化学プロセスの開発・設計・運転の基礎となる,プロセスの物質収支およびエネルギー収支を取り扱う基礎を教授する。あわせて物質の持つエネルギー(生成熱,燃焼熱)および反応系の熱収支を学習する。
各種化学プロセスのエネルギー収支,物質収支の取り方を習得することをねらいとする。

到達目標

本講義では工業における応用化学分野で必須となる既往の各種化学プロセスおよび新規な設計段階の化学プロセスについて,物質の持つエネルギーとその取り扱いを習得し,化学プロセス開発ができる能力を身につけることを到達目標とする。

キーワード

反応熱,生成熱,熱化学式

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で行います。講義の後半で、その日の講義内容に関する演習問題に取り組んでもらいます。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 理想気体と実在気体 気体法則を理解し計算できる
第2回 水蒸気と湿り空気 湿度を理解できる
第3回 平衡と分離操作 相平衡を理解できる
第4回 プロセス物質収支の基礎と反応・燃焼プロセスの物質収支 物質収支が理解でき、反応プロセスが説明できる
第5回 リサイクル・パージプロセスの物質収支 リサイクル・パージプロセスを理解できる
第6回 熱力学第一法則とエンタルピー変化,熱化学 熱力学第一法則とエンタルピー変化を理解でき、熱化学方程式とヘスの法則を説明できる
第7回 化学反応の平衡定数と平衡組成 化学反応の平衡定数と平衡組成を理解し計算できる

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

伊東 章著『Excelで気軽に化学プロセス計算』丸善出版, 2014

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の方法及び基準

期末試験と演習等で評価する

関連する科目

  • CAP.C212 : 分離操作

履修の条件・注意事項

なし

その他


学籍番号が奇数の学生は【A】クラスを、偶数の学生は【B】クラスを履修選択してください。