2022年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系
粒子・流体操作
- 開講元
- 応用化学系
- 担当教員
- 大川原 真一
- 授業形態
- 講義 (ライブ型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木3-4 (W834)
- クラス
- -
- 科目コード
- CAP.C311
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
単一粒子および粒子群の特徴の記述方法,液体中の単一粒子および粒子群の挙動について講義および演習を行います。
流動層および固定層内の流動、(遠心)沈降分離機内の粒子挙動、濾過ケークの形成およびケーク内流動、撹拌槽内流動などをモデル化し、それらの装置の設計および操作ができるようになることをねらいとします。
到達目標
本講義を履修することにより、以下の能力が修得されます。
(1) 単一粒子および粒子群の特徴を記述できる。
(2) 液体中の単一粒子および粒子群の挙動を記述できる。
(3) 流動層および固定層内の流動を記述できる。
(4) (遠心)沈降分離機内の粒子挙動を記述できる。
(5) 濾過ケークの形成およびケーク内流動について記述できる。
(6) 撹拌槽内流動などをモデル化できる。
(7) 基礎理論を装置の設計方法および操作方法に展開することができる。
キーワード
単一粒子および粒子群の特徴、液体中の単一粒子および粒子群の挙動、流動層、固定層、(遠心)沈降分離機、濾過、撹拌槽
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
トピックスごとに、まず基礎事項を解説し、その理解を高めることと、修得した知識を学習した化学プロセス装置の設計及び操作に応用する力を高めることを目的とする演習を行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 粒子および粒子群の特徴の記述方法 | 単一粒子および粒子群の特徴を記述できるようになる。 |
第2回 | 単一粒子および粒子群の沈降 | 液体中の単一粒子および粒子群の沈降を記述できるようになる。 |
第3回 | 流動層・固定層 | 流動層および固定層内の流動を記述できるようになる。 |
第4回 | 分離効率 | 分離効率について説明できるようになる。 |
第5回 | 沈降分離および遠心分離 | (遠心)沈降分離機内の粒子挙動を記述できるようになる。 |
第6回 | 濾過 | 濾過ケークの形成およびケーク内流動について記述できるようになる。 |
第7回 | 撹拌 | 撹拌槽内流動などをモデル化できるようになる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
テキストはT2SCHOLAにより配布する。
参考書、講義資料等
特に指定しない
成績評価の方法及び基準
到達度を演習および提出課題で評価する。
関連する科目
- CAP.C201 : 移動現象第一(運動量移動)
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない