2022年度 学院等開講科目 理学院 数学系 数学コース
解析学特論F
- 開講元
- 数学コース
- 担当教員
- 三浦 達哉
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (H112)
- クラス
- -
- 科目コード
- MTH.C502
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では,弾性曲線理論を中心に幾何学的変分問題について解説する.本講義は直前のクォータ―に行われる「解析学特論E」と合わせて完結するものである.
本講義の目的は,幾何学的変分問題の考え方を学び,特にその応用として弾性曲線の理論に習熟することである.
到達目標
・弾性曲線理論に習熟すること
・幾何学的変分問題の一般論を理解すること
キーワード
変分解析,幾何解析,曲線・曲面論,微分方程式,弾性曲線
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
通常の講義形式で行う.適宜レポート課題を出す.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 以下の内容を解説する予定である. ・ソボレフ空間の復習 ・変分法における直接法 ・オイラーラグランジュ方程式と未定乗数法 ・弾性曲線を含む具体的問題への応用 ・弾性曲線の古典論と最近の発展 | 講義中に指示する. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
講義中に指示する.
成績評価の方法及び基準
出席状況およびレポート課題による.
関連する科目
- MTH.C305 : 実解析第一
- MTH.C306 : 実解析第二
- MTH.C351 : 函数解析
履修の条件・注意事項
ルベーグ積分論,関数解析,曲線曲面論,(常)微分方程式の基礎事項を習得しておくこと.
受講者は直前のクォータ―に行われる「解析学特論E」を履修しておくこと.