2020年度 学院等開講科目 教養科目群 日本語・日本文化科目
日本語会話中級2 2QA
- 開講元
- 日本語・日本文化科目
- 担当教員
- 斎藤 ちぐさ
- 授業形態
- 演習 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 (W931)
- クラス
- 2QA
- 科目コード
- LAJ.T422
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
初級日本語の学習を修了した留学生を対象とする。
自分と自分を取り巻く環境について、日本の社会慣習の知識も取り入れながら適切な表現で語れるようになること。
到達目標
本講義を履修することにより、以下の能力を習得する。
1.これまで習った文法や語彙表現を適切に運用して、自己表現ができるようになること
2. 新たに必要なことばとスキルを習得して、自分の考えを的確に述べたり、事実を正確に
描写したりすること
3.コミュニケーションに役に立つ日本社会の慣習や基本的なマナーの知識を身につけること
キーワード
自己表現 豊かな表現力 適切な運用力 日本の慣習とマナー
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回一つのテーマに沿って、話す練習をします。必要な語彙やスキルを適宜紹介しながら進めます。クラスメートどうしで話す時間を設けますので、積極的に意見交換をすることが望ましいです。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 私の性格: 自分の長所は何か、どんな価値観を持っているか、客観的に分析して話す | 「私の性格」作文 |
第2回 | 私の親友: 親しい友人がどんな人物か、出会ったきっかけや特別なエピソードを交えて紹介する | 「私の親友」作文 |
第3回 | 私の国の社会問題: 自分の国で起きている社会問題と、その原因、解決法について簡潔に論理的に話す | 「私の国の社会問題」作文 |
第4回 | 基本的な日本のマナー①個人宅訪問: 日本人の家庭を訪問した際に役に立つ、基本的なあいさつや所作などを学ぶ | 訪問の際のあいさつや所作を復習する |
第5回 | 基本的な日本のマナー②面接の場での注意点: 面接の場での入退室のマナーなど、公的な場での簡単な所作を習得する | 今まで書いた作文の中から一つ選んで、修了インタビュー用に書き直す |
第6回 | 修了インタビュー①: これまで扱ったテーマの中から一つ選んで話し、教師やクラスメートの質問に的確に答える。 | スピーチをし、質問に答える、お互いの話を理解する |
第7回 | 修了インタビュー② クイズ、原稿提出: インタビュー同上、既習項目のクイズ、インタビュー原稿の清書提出 | スピーチをし、質問に答える、お互いの話を理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし 毎回の授業で必要な資料は配布いたします。
参考書、講義資料等
『JBRIDGE』凡人社、『初級からの日本語スピーチ』国際交流基金関西国際センター
成績評価の方法及び基準
評価基準
総点で60点以上を合格とします。また、出席回数は全体の60%以上が必要です。
評価方法
課題提出(20%)、クイズ(20%)、インタビュー(内容+原稿60%)などにより、総合的に判断します。
関連する科目
- LAJ.J421 : 中級日本語 1
- LAJ.J422 : 中級日本語 2
履修の条件・注意事項
留学生を対象とする。中級前半レベルの日本語力を有すること
その他
あらかじめ予約システム(http://js.ila.titech.ac.jp/~web)で予約の上、着席すること。予約なしでの着席は認めない。