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2020年度 学院等開講科目 教養科目群 日本語・日本文化科目

日本語演習6 2QA

開講元
日本語・日本文化科目
担当教員
斎藤 ちぐさ
授業形態
演習 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火3-4 (W112)
クラス
2QA
科目コード
LAJ.T446
単位数
010
開講時期
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

アニメーション映画「千と千尋の神隠し」(2001年)をさまざまな視点から視聴することを通して、、日本の伝統文化や現代のライフスタイルを知り、その根底にある日本人の価値観を考察する。同時に中級レベルの聴解練習を行う。  

到達目標

本講義を履修することにより、以下の能力を習得する。
1.さまざまな面から日本文化を理解することで、日本での日常生活が、より豊かに快適になる。
2.自然な早さと表現の日本語が、ある程度理解できるようになる。
コース修了時に受講者全員が「7週間前より上達した」と実感できるよう、受講者は自分なりのテーマを定めて授業に参加することが望ましい。

キーワード

視聴覚教材、文化、ライフスタイル、価値観、自然な日本語

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1本の作品を6回に分けて視聴する。受講者は全部を理解しようとせずに、まずは全体の流れをつかむ努力をすること。授業では正しい理解を促すため、教師が用意したワークシートを使用する。しかし、「正しい答え」がいつもあるわけではないので、自分なりの視点をもって能動的に参加することが重要である。学生同士の意見交換も歓迎する。毎回、宿題を課す。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 作品紹介: Ⅰ.Chapters1—6 引っ越し 語彙をマスターする
第2回 Ⅱ.Chapters 6—11 契約 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く
第3回 Ⅲ.Chapters12—14 初仕事 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く
第4回 Ⅳ.Chapters15—17 カオナシの変身、ハクの変身   語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く
第5回 Ⅴ.Chapters18—20 千尋の決心  語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く
第6回 Ⅵ.Chapters21—25 本当の名前 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く
第7回 期末試験、レポート発表 達成度を測る

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

テキストはこちらで用意して配布しますので、購入の必要はありません。

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の方法及び基準

評価基準 
  総点で60点以上を合格とします。また、出席回数は全体の70%以上が必要です。
評価方法
課題の提出(20%)、期末試験(45%)、レポート発表(35%)により、総合的に判断します。

関連する科目

  • LAJ.J511 : 中級日本語5
  • LAJ.T445 : 日本語演習5
  • LAJ.J513 : 中級日本語7
  • LAJ.J514 : 中級日本語8
  • LAJ.J512 : 中級日本語6

履修の条件・注意事項

留学生を対象とする。中級日本語4を終了、または同等レベルの日本語力を有すること。

その他

初回の授業までに、必ず日本語クラス予約システム(JCOS)(http://js.ila.titech.ac.jp/~web)から予約をしてください。
名簿に名前のない学生は出席できません。