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2020年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

歴史学B

開講元
文系教養科目
担当教員
福留 真紀
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月1-2 (S621) / 木1-2 (S621)
クラス
-
科目コード
LAH.H205
単位数
200
開講時期
2020年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この講義では、「人」から歴史学を考えます。
歴史を紡ぎだしているのは「人」です。
美術史・考古学・文学・思想史の視点にも触れながら、「人」にこだわって、分析していきます。

到達目標

1)「人」から歴史を考えるとは、どのようなことなのか理解する。
2)多角的なものの見方を身に付ける。

キーワード

肖像画、大奥、武士道、殉死、切腹、赤穂事件

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

zoom

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ガイダンス ―歴史の学び方 「歴史の学び方」を理解する。
第2回 「人」から歴史を考える。 「人物史」の手法を学ぶ。
第3回 顔 ① 肖像画に描かれている人物はだれなのか、分析する。
第4回 顔 ② 歴史上の人物の真実の顔はどこまで明らかにできるのか、考える。
第5回 歴史にみる女性たち① ―大奥の女性たち(1) 江戸城の「大奥」の仕組みを理解する。
第6回 歴史にみる女性たち② ―大奥の女性たち(2) 働く女性の一生を考える。
第7回 歴史にみる女性たち③ ―文学にみる女性たち 井原西鶴の作品から、結婚・離婚について考える。
第8回 歴史にみる男性たち① ―武士の死生観を考える(1) 殉死とは何か、考える。
第9回 歴史にみる男性たち② ―赤穂事件を考える(1) 「赤穂事件」の真実を知る。
第10回 歴史にみる男性たち③ ―赤穂事件を考える(2) 歴史とフィクションの関係について、考える。
第11回 歴史にみる男性たち④ ―武士の死生観を考える(2) 切腹とは何か、考える。
第12回 歴史にみる男性たち⑤ ―近世人の死生観 刑罰の実態を理解する。
第13回 歴史にみる男性たち⑥ ―武士の真実 武士の実態を探る。
第14回 総括 歴史を生きる「人」について考える。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない。

参考書、講義資料等

1)山本博文『歴史をつかむ技法』新潮社、ISBN:978-4106105418
2)山本博文『歴史の勉強法』、PHP研究所、ISBN:978-4569836775
3)講義資料は授業中に配布する。

成績評価の方法及び基準

配点は、期末レポート(60%)、小レポート(40%)

関連する科目

  • LAH.H105 : 歴史学A
  • LAH.H305 : 歴史学C
  • LAH.S414 : 文系エッセンス14:歴史学

履修の条件・注意事項

履修の条件を設けない。